みなさま、こんばんわで〜〜す
今日から、節約する
ほんとに、頑張ります
11月某日
ワタクシめの誕生日を
祝ってくれるということで
昨年と同様に
「ホテル・ザ・ミツイ京都」にお泊まりです
昨日は、お部屋などをご紹介しましたが
今日は夜ごはん編です
ですが、その前に
夜の館内を少しだけ
昼間とはまた違って
ぐっとシックな雰囲気になって
とっても素敵なんですよ
お庭の水盤には
館内の灯りが映り、とっても綺麗です
ロビーも、昼間の喧騒が嘘のように
とても静かなのです
いつも夜はほとんど人が居ないんです
照明が絞られて、仄暗く
落ち着いた雰囲気で
自然と大人の振る舞いになってしまうw
昔のホテルは
夜でもロビーは明々としてましたよね
そんな印象があるのですけどね
パブリックエリアのインテリアデザインは
香港出身のデザイナー
アンドレ・フー氏が手がけているそうです
「Heritage Re/Invented(伝統再生)」
がテーマとなっているそうで
天井のこの装飾は
着物の帯をイメージしているのだとか
それではそれでは
いざ、参りましょうぅう!!!
「都季 ーTOKIー」
鉄板を舞台にしたガストロノミー
フランス料理と日本料理の
食材と料理法を融合させ、昇華させる…
ということですが
さてはて
鉄板で、文化と料理の考察とは…
難しいことは考えず
楽しみましょー!!!
いつもは、予約を取るにあたって
どのコースがいい?とか相談があるのですが
今回はすべて相方が仕切ってくれ
どんなものが出てくるのか
どのくらい出てくるのか
前情報がなかったのですが
なんだか、ワクワクするな〜
相方はいつも色んなことをしてくれますが
基本的に、すべて事前予告有り
認可取ってくるのでw
サプライズってほぼ無いのです
ちなみに
昨年は同ホテルのイタリアンで
ディナーを食べました
↓↓↓
まずは、飲み物から
モクテル(ノンアルコールカクテル)
沢山種類があるんです
ワタシは
"オーロラレモネード"
最初にやってきたのは
まるで宇宙から見た地球のような
もしくは海のようなブルー
ここに、魔法の雫を注ぐと
はぁあ!ピンク色に変わっていきます!
その変わる過程もまた美しい
まあ、単に理科の実験なんですがw
こーゆーイベント性のある
食べもの飲みものって楽しいですよね
つい頼んじゃうのです
精神年齢が幼稚なので
美しい濁りのないピンクになりました
氷もまぁるくてかわいい
相方は右側の
"フレッシュジンジャーエール"
最近は、あまりお酒を飲まなくなりました
ひと昔は
イタリアンやフランチの
一部のレストランでは
え?ワイン飲まないの??みたいな
いやぁーな空気が流れることがありましたが
飲めないものは仕方なくない?
ワタシも昔は
仕事の休憩中にオリオンビール
夜は泡盛、みたいな生活をしてましたが
ある年、あるタイミングで
いつも通りワインを煽って
席を立った瞬間
いきなり
事切れたように意識を失いまして
それが、その後も
同じようなシチュエーションで二度続き
お酒、辞めたんです
倒れ方が異常なんでw
それまでは普通に飲んでたのに
不思議ですよねー
最近は
お酒を飲まなくても
モクテルがものすごく充実してきたので
とってもありがたいのです
ディナーコース "Toki" をいただきました
ではでは
まずは、アミューズ
フォアグラのムース
間にはカカオのパウダーで模様をつけてます
二条城の城壁をイメージしてるそうです
甘いブドウのジャムがのっています
なんだか
大地から野菜が生えてるみたいで
可愛いですよねぇ
右側はワタシのです
フォアグラが苦手なので
変更してくださいました
白味噌とみりんにじっくりと漬け込んだ
和風のスモークサーモン
奥は
お部屋にある苔玉をイメージした
牛ほほ肉とカボチャのコロッケです
めちゃくちゃ美味しー!!!
10個くらい食べられそう
大黒しめじを使った
きのこのタルトです
タルト生地は
クロワッサンのようなサクサクした生地で
バターの香りがたっぷり
間には
パンチェッタと
マッシュルームのペースト
素材の旨味がぎゅっと凝縮されてるー!
うまーーー!!!
きのこって
普通の品種だと簡単に手に入るし
食卓にのぼることも多いけど
プロが料理すると
旨味の引き出し方、食感の残し方
こんなにも旨いものなのかと感心します
お皿には
干し椎茸のパウダーで
キノコの絵が書かれていて可愛い
タルトをこのパウダーに付けて食べても
美味しいのです
長崎産の鯖を
アップルビネガーと白ワイン
フレンチ風にシメサバのようにしたものに
キャビアが添えてあります
奥の鯖は炙ってあって
上にはちょこんと粒マスタード
赤いピューレはビーツで
お庭の紅葉をイメージしてるそうです
ううう〜ん♡
そもそもシメサバが大好きなのですが
酸味がとがっておらず
とっても優しい風味
お酢が苦手な相方も美味しいと言ってました
北海道産の小麦と水と
天然酵母を使って作られてる自家製パン
添えられてるバターは
フランス・ボルディエの海藻バター
これ、美味しいんですよね〜
器が素敵です
丹波地鶏のムースと栗のスープ
フォアグラに黒トリュフがかかってます
豪華だな〜
丹波地鶏の風味はしっかり感じるのに
固形物はなく、ふわっふわ!!!
口溶けの良いアイスのような食感
詳しく聞けば
鶏のミンチをペースト状にし
タジン鍋で蒸すことによって
空気に触れて
ふわふわに仕上がるのだそうです
栗、トリュフ、フォアグラ
それぞれの香りが立って美味しい
ちなみに
このフォアグラは、美味しかったですw
ワタシのは抜かれて
代わりのものも無かったので
相方がちょこっとくれました
ふっくらと焼き上げられた真鯛の上には
じゃがいも、たまねぎ、わかめのチップス
アクセントに赤い小紫蘇が
のせられています
下には
ズッキーニのピューレと
薄切りにしたズッキーニが
可愛くクルクルと渦いてます
下のソースは
じゃがいものムース
ブイヤベースの赤いムース
ううううーん♡
真鯛の火入れがちょーどいいー
ふっくらしっとり
わりと淡白な味の真鯛ですが
チップスが味や、食感のアクセントになって
めちゃ美味しいです
野菜の甘味、魚介の旨味が詰まった
ソースも良い!!!
美味しいわー
ブルターニュ産のオマール海老です
殻を使ったソースに
茄子やパプリカの野菜を入れて
煮込んだものだそうです
右端はモリーユ茸のクリーム煮です
うううう〜ん♡
これ、めちゃくちゃ美味しい!!
人生で食べたオマール海老の中で
いちばん美味しかったです
なんていうのかなー
素材の美味しさもさることながら
火入れが素晴らしい
ミキュイで
ぷりぷりで、とにかく甘い!!!
この美味しさったら…♡
モリーユ茸も美味しかった
トリュフに次ぐ高級キノコで
香り高くて
クリームソースに合うんだ、これが
オマール海老の感動を伝えたら
わざわざ、持ってきてくれましたよ
すごい!!!
ブルターニュ産の青いオマール海老
青い宝石とも呼ばれ
普通のオマール海老の4〜5倍の
値段がするとかしないとか…
やっぱりな〜
美味しいはずです!!!
都季の浅野シェフは
数々の有名レストランで勤めたのち
あのアランデュカス氏に師事し
パリの老舗高級ホテル
「Ritz Paris」で
ホテル史上で日本人初の
総統括副料理長に就任した実力派なんです
でも、めちゃくちゃ気さくな方で
ほんっとにお話ししやすくて
すごく素敵な方ですよー
そしてお次は
秋の夜空をイメージした一皿
稲穂が実るさまを
姫にんじんと、姫にんじんのピューレで
稲穂のつぶつぶ部分には
スペルト小麦
左側には、お月様をイメージした
マスカルポーネと黒トリュフ
お月様にはウサギが住んでいて
ウサギは人参が好き…というストーリーが
込められてるのだそうですよ
可愛らしいですね
お肉は国産黒毛和牛です
あとから
ポルト酒という甘いお酒で作られた
ソースをかけてくれます
んーーーーー美味し♡
お肉がめちゃくちゃ柔らかぁあー
旨味も濃くて美味しい
それぞれソースにつけたり混ぜたり
色んな味を楽しめます
いちじくのジェラートです
四角いんですよ?ん??
上には
いちじくを小さく切り出して
ミニイチジクに仕立てています
可愛らしい
ライムやレモンのメレンゲで
四角く仕上げてあり
ジェラートは中に入っていました
柑橘の爽やかさが加わって
おいしーです
誕生日のお祝いをしてくださいました
いちじくのコンポートです
レモンやラズベリーと煮込んだ
爽やかなコンポート
手前の白いものは
山羊のチーズと、マスカルポーネのクリーム
山羊のチーズが少しクセがあるので
コンポートや
お口直しにどうぞ、ということでした
少し苦味はありますが
清涼感があって
山羊のチーズによく合いました
美味しかったです!
そして、最後は小菓子
なんとマドレーヌを焼いてくれるそうで
型から見せにきてくれます
ってか、こんな小さな型があるんだな
かわいらしい
でももっと、大きい型でもええのよ!!
ほらほら!!!
赤いのは、チーズケーキ
上から赤いザクロのシートがのせられてます
そして、先程のマドレーヌ
カフェオレといただきました
最後、カモミールティーまで!!
はぁあぁぁあほっとする
ほんっとに
どれもめちゃ美味しかったです
素材の味を知り尽くした
浅野シェフの料理、最高でした!
小難しいようなものは無く
どれも
素材それぞれのおいしさを存分に活かした
シンプルなフレンチといった感じ
そこに、和の要素も加わって
すごく良かった
フレンチは足し算の料理
和食は引き算の料理
どうなるのだろうと思っていましたが
結果…答えはうまく言えませんが
理屈抜きで
魂が美味しいー!って言いました
ワタシはめちゃ好きです
シェフのお人柄も、もちろん
和装の帯に、さりげにソムリエバッチをつけた
磯村さんの料理説明も
すごく丁寧で良かったです
贅沢なひととき
美味しい楽しいディナーでした
♡ありがとう♡
ごちそうさまでした
ではでは、長くなりましたが
今日も読んでくださって
♡ありがとうございました♡