続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

三瓶バーガーを食べる

みなさま、こんばんわぁあです

 

今日は相方は仕事で

ワンパク(=ひとりで万博に行く)

夏パスを買ってしまったので

時間が許す限り

一回数時間でも行ってやろ!と思ってます

 

こんなに行くなら通期パスを買えばよかった

使った金額的には

もう買えるとこまできてしまいました…

 

 

2月某日、島根のたび

お宿をチェックアウトし

ちょっとしたドライブへ

 

たまたま相方が見つけた

「浮布池展望所」です

 

 

浮布池は

南北約750m、東西約400mの天然湖沼で

伝承では

684年に起きた白鵬地震の際に

男三瓶と子三瓶の間の谷が崩れてできた

堰き止め湖だそうです

 

なんでも

万葉集を代表する歌人柿本人麻呂

ここ浮布池で詠んだとされる歌もあり

石碑になっています

 

 

浮布池は、凍ってしまって

雪が積もっています

その向こうには、三瓶山がキレイに見えます

良い眺めだな〜

 

氷も雪も無い、風のない時には

逆さ三瓶山が見られることもあるそうです

でもワタシは、この冬の景色も好きです

 

 

そのあとは

お昼ごはん

 

ワタシ的には

大田で穴子なんかどうだろう〜と

心の中で思ってたんですが

やってきたのはコチラ

 

 

「三瓶バーガー」さん

ログハウスのような建物です

 

 

店内には

薪ストーブがあり暖かです

到着したときには、誰もおらず

静かで落ち着いた雰囲気でした

 

でもなぜか

ドライブインや、道の駅のような

フードコート感が拭えないのは何故だろう?

 

 

メニューはこんな感じ

さてさて

どれにしようかね

 

 

相方は

"三瓶わさびバーガー" 858円

ワタシは

"ベーコンバーガー" 858円

どちらも

ポテトとドリンクのセットを付けて

+363円でした

 

 

どちらも

島根県産のお肉100%で作られています

(店内に、個体識別番号の提示もありました)

 

他のお野菜なども島根産なのでしょうか

その辺は、調べても

どこにも書かれてないのでわかりません

もしそうなのだとしたら

しっかりとアピールすればいいのになー?

 

相方のわさびバーガーは

こちらのお店でも販売されていた

エゴマ油を使って作られた

わさびマヨネーズが使われているようでした

 

あんまり、わさびの存在感は無く

お子様でも食べやすいのかな

大人には少し物足りない?かも?

 

 

パテは三瓶の炭で焼いているとか

美味しいのですが

全体的に小さく

あまりジューシーさは無かったかな

 

薪窯も焼いているというバンズも

少々ぱさっとしてましたね

野菜はフレッシュで美味しいです

 

 

ハンバーガー専門店のようなハンバーガーは

期待しない方がいいかもしれないです

でも、やり方次第で

もっと良くなれそうな気がしますよ

良いもの使ってるんだから

 

あとお店の雰囲気もね

ターゲットがもひとつ絞れてなくて

どっちつかずな感じだから…

 

色々書いたけれど

島根大好きなので

ワタシは応援してますよ!

 

 

ポテトにも100%島根と書かれてるけど

どうなんだろう???

めちゃ美味しかったです

 

ちなみに

島根のハンバーガーといえば

↓こんなのもあります↓

kiroku-mania.hatenablog.com

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡

 

 

ワタシの好きな温泉宿は、手作りごはんも美味しかった

みなさま、こんばんわぁあです

 

ここ数日は

2月某日に訪れた

島根「小屋原温泉 熊谷旅館」のおはなし

今日は、ごはん編です

 

kiroku-mania.hatenablog.com

kiroku-mania.hatenablog.com

 

 

ごはんは、一階のお食事処でいただきます

食事内容に関しては

ネット上には色んな意見が散らばっていて

正直、あまり期待は持たずに来たのですが

なかなかどうして

とっても豪華じゃないですか!

 

少ないスタッフさん(ご家族かな?)で

この温泉を守っておられる中

これだけの品数を提供していただけるのは

本当にありがたいと思います

 

宿泊費もそんなに高くないですしね

 

ネット上のはなしは、参考程度

やっぱりなんでも

実際に自分で体験してみないとわからないです

 

 

栗の渋皮煮、バイ貝、なんだっけなー

特に説明もないので

メモしとかないと忘れちゃいますね💦

申し訳ない…

 

 

お造りです

 

お魚の種類、忘れてしまいました

キレイな白身ですねー

山の方なので、出ないかな?と思ってましたが

十分美味しいです

 

 

天ぷらは

かぼちゃ、海老の大葉巻き

舞茸、紫蘇の実、いちじく

 

紫蘇の実、好きー

いちじくの天ぷら

初めて、ではないかもしれんけど

美味しいですねー

油にも合うんですね!

 

 

お鍋も付いてました

 

豆腐、白菜、人参、白ネギ、しめじ、大根、

タラ、つくね

具沢山でめちゃ豪華です

 

野菜や魚の旨みがよく出てて

お出汁も美味しかったぁあー

あったまるー

 

 

お蕎麦、大好きなので

出てくると嬉しいです

 

海苔が、岩海苔なのが、嬉しい

香りが良くて

乾燥の海苔とは食感も全く違う

格別ですよー

 

 

茶碗蒸しも、嬉しい

 

これだけの品数

家で作ろうと思ったら、どれだけ大変か

ありがたいです、ほんとにねー

 

 

ごはん、てんこ盛りいただきました

 

 

りんごの蜜煮?みたいな感じ

手前はプルーンかな

美味しかったです

 

そしてそして

 

朝ごはんです!!!

 

 

豪華ではないのかもしれませんが

お魚が出なくても

手作りの朝ごはんは嬉しいです

ありがたい

 

 

きのこの煮物に、切り干し大根

菜の花の胡麻和え

野焼き風のちくわ

卵に、海苔に、お味噌汁

 

正しい日本の朝食

とっても美味しかったです

 

温泉だけじゃなかった

お部屋もごはんも、お宿の方も素敵

また、必ず泊まりにこよう

 

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡

 

 

ああ、やっぱりここの温泉が好きだ

みなさま、こんばんわぁあです

 

今日は、ワタシの住む地域は

雨降りでした

梅雨のような感じでしたよ

まあ、梅雨が短かったので

こんな日もありですね

 

 

2月某日、島根のたび

2日目のお宿に移動してきました

 

kiroku-mania.hatenablog.com

 

「小屋原温泉 熊谷旅館」さん

こちらのお風呂が好きすぎて

またまたやってきた次第です

 

↓昨年の8月振りです↓

kiroku-mania.hatenablog.com

 

 

前回は、日帰り入浴だったので

1時間のみの入浴でしたが

今回はお泊まりなので

もう何度でも、何時間でも浸かれるわけです

しかも、お宿は

冬の真っ只中で予約が困難なこともあり

貸し切り状態!

こりゃ最高です!!!

 

 

さてさて

お部屋で少し休んだあとは

早速、お風呂です

 

雰囲気の良い手書きの看板

木造の建物と相まって、めちゃくちゃ好き

手書き文化、なくならないでほしいなぁ

 

 

お風呂の詳しいはなしは

前回のブログを読んでいただければ

ワタシなりに丁寧に書いてあるんですが

まあ多分読まないだろうからw

自分のブログを

ざっくりとコピペしてやろうと思います

(高らかに宣言)

 

 

お風呂は全部で四つあり

それぞれに脱衣場が付いていて

すべてが貸切風呂になっています

それぞれ湯船や、お湯の出方に個性があり

日帰りの場合は

どこに当たるかはお楽しみです

 

湯船はどれもこじんまりしていて

ふたりで浸かればいっぱいいっぱいかな

 

 

こちらの温泉は

 

ナトリウム塩化物温泉であるものの

水1kgあたり遊離二酸化炭素を890g含み

あともうちょっとで

療養泉としての炭酸泉なんですよね

 

炭酸泉で有名なところは他にもありますが

大分の長湯で30℃、島根の頓原で15℃と

低温なところが多く

どうしても加温が必要になります

そうして加温をして、湯温が高くなると

炭酸が抜けてしまうので

 濃度が低くなってしまうんです

 

ところが

こちら小屋原温泉では

なんと源泉36.7℃なんです

まあ、真冬はもう少し低いかもですが

だいたい、炭酸泉では

体感温度が2,3℃は上がりますからね

 

 

こちらの湯船は、一番人気

 

今回は、真冬にやってきた私達の為に

滞在中、寒くないようにと

お宿の方々は非常に気にかけて下さって

今回のお風呂も

お風呂のお湯を、四つの湯船に分配するより

半分にした方が、湯量が上がり

湯温が保たれる、と判断してくださり

二つを開放してくださいました

 

その気遣い、本当に嬉しかったです♡

 

 

おかげで、寒さを感じず

めちゃくちゃ長湯しましたよ

 

見てください!!この泡付き!!!

本当に、温かい炭酸水に浸かってるみたい

ジワジワと、身体の芯から

あったかくなってくるんです

 

 

泡をいっぱい付けて

そこを手のひらで包み込むようにすると

その泡が弾けて

どわぁぁあっと熱くなるんです

すっごいな〜!!!やっぱり好き!!

本当に気持ちが良いんです

 

 

夜も自由に入浴できましたよ

1人だと怖いかもですがw

 

 

開放してくださった、もうひとつのお風呂

これは多分、初めて訪れた時に

浸かったお風呂かなー

 

 

こちらも気持ちが良いんですが

湯量、泡付きは

上記のお風呂の方が良かった気がします

ただの感覚的なもので

ものすごい差がある訳ではないですけどね

 

なんやかんやと、結局

滞在中

4回合計4時間ほど、お風呂に浸かってました

サイコーでした!!!

 

今日は、読んでくださって

♡ありがとうございました♡

明日は、ごはん編になります!!

 

 

大好きな温泉で、念願叶ってお泊まりだ!

みなさま、こんばんわぁあです

 

2月某日、島根のたび

2日目の午後

 

松江を離れ

寄り道しながら

次の目的地へ向かいます

 

 

トイレ休憩がてら、道の駅へ

「キララ多伎」です

海をすぐそばに眺められる

素晴らしい立地です

 

 

おおおおおーなんか買お

 

出雲産、大田産のいちごや

湖陵町特産の、西浜いも等

魅力的なラインナップ

 

母には、干しいちじく、

姉には、干し芋を買いました

 

あとは、自分たちのおやつ用に少し

 

 

さあさあ、参りますよぉお

目的地へ、いざ行かん〜!!!

 

 

ってな感じで、やってきました

あっ…この建物、なんか見たことあるな

って思った、貴方様には

日頃の感謝を込めて

上客de賞を差し上げます!!!

(収益化してないので、厳密に言うと違うけど)

 

そうなんですよ

こちら

「小屋原温泉 熊谷旅館」さん

訪れるのは、2度目になります

 

kiroku-mania.hatenablog.com

 

 

前回は、日帰り入浴でしたが

あまりの湯の素晴らしさに

泊まって、堪能しまくりたい〜!!と

ずっと思っていました

 

ただ、なかなか

冬の小屋原温泉は難易度が高くてですね

雪が降ったり、極端に寒い日は

水道管も凍ってしまうとのことで

冬季は

週間天気予報で、ある程度判断できる

1週間前ぐらいにならないと

予約を受けてもらえないんです

いやーもうヒヤヒヤしましたわ

 

それでも

「本当に寒いですよー?」と念押しされ

覚悟を持って向かいました

 

 

念願叶って、今回は宿泊

私達だけしか居ませんでした

やっぱり冬は、雪のこともあり

アクセスも厳しいですもんねー

 

お宿は古さはありますが

掃除が行き届いて、清潔です

お宿の方も、親切で嬉しい

 

 

今回のお部屋、欅乃間です

 

 

うわぁぁああコタツだぁあー♡

冬のお宿の、こたつは、なんだか嬉しい

ワタシは、もう何十年も

家にコタツを置いてないので

郷愁感がハンパないのです

素敵だ…

 

 

ちょっとした広縁もあり

窓からの光も明るく差し込みます

 

 

小さなテレビがあります

あまり見ないので、十分ですよー

 

 

おこたの上には、お茶とお饅頭

幸せな絵面です

 

 

その他おやつは

さっきの道の駅で買ってきた、いちごとパン

 

いちごは "よつぼし" という品種

初めて食べますよー

甘みが強く、酸味が適度という説明でした

イチゴにうるさい我らですが

なかなか美味しかったですよー

 

そしてパンは

島根のご当地パン "バラパン" です

耳をつけたままの柔らかな食パン生地を

くるくると巻いて

薔薇の花のような形になってるんです

中心には、ホイップクリームが入ってて

素朴でかわいいやつです

 

 

タオルと浴衣

それと

ずっしりと重くて、昔懐かしいような

あったかな半纏もありました

嬉しいですねー

 

 

小さな洗面台もあるんで

歯磨きとか、ちょっとした手洗いとか

部屋から出なくていいのは助かります

 

 

なんとなんと、部屋にトイレもある

ほんと、ありがたい

お掃除も行き届いてます

 

夜中に、部屋を出てトイレ行くの

めちゃ怖いのよーまじで 笑

部屋のトイレは

よっぽどでない限り平気なんですけどね

 

 

そして、これは、夜の様子

ご飯を食べて、部屋に戻ったら

お布団を敷いてくれてました

 

あったかなこたつを挟んで

なるべくあったかいように…と

思いやりを感じる敷き方

なんだか、とても嬉しかったです

ありがたいなぁあー

 

お布団も昔懐かしいずっしりとした重みが

本当に田舎に帰ってきたような気持ちになり

身体も心もあったかでした

 

こんなの書いてたら、また行きたくなりました

ではでは

明日は、お風呂編です

 

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡

 

 

心に残る、旨いうなぎ

みなさま、こんばんわぁあです

 

んんんんんー

先週土曜日あたりから

味覚嗅覚が弱ってきて

日によって、程度に差があるんですが

ひどい時は、ほとんど匂いがわからず

そのせいで味覚も弱ってる?という感じです

 

昨秋に、副鼻腔炎になった時も

似たことがあったのですが

今回、咳と痰のオマケのような

軽い鼻の症状だったにも関わらず

嗅覚障害がひどいのです

 

強い香りだと一生懸命嗅ぐとわかりますが…

野菜の匂いとか、ほんまわからん

いやあねぇ、ほんま

 

 

2月某日、島根のたび

今は松江のことを書いてます

 

1日目は

「青山蒲鉾店」さんの、あごのやき

風月堂」さんの、八雲小倉などの和菓子を買い

堀川めぐりの遊覧船に乗ってから

「西洋軒」さんで

名物カツライス等のお昼ごはんを食べ

そして

文人墨客も泊まる老舗旅館

「皆美館」に泊まりました

 

2日目は

松江城内を観光し

祖父母の家があった場所も見に行きw

今日は、お昼ごはんのはなしです

 

 

やってきたのは

泊まっていた皆美館さんからも近い

「うなぎ やくも」さん

今回の松江のたびで

お目当てにしていたお店です

 

創業は、昭和7年(1932年)

93年の歴史ある老舗です

思えば、先日ブログで書いた「西洋軒」さんも

同じ年の創業なんですよねー

 

 

どこのお店だかわかりませんが

母が子供の頃

祖父(母にすれば父)が

時々映画に連れて行ってくれ、帰りに

うなぎを食べに行ったことがあるそうです

 

雰囲気の良い、素敵なうなぎ屋さん

 

 

扉の引き戸の金具が

うなぎの「う」なのが

もうたまらん♡

 

 

店内の様子です

こちら予約は受けておられないので

開店と同時にお伺いしたのですが

その後すぐにいっぱいになりました

人気店なのです

 

 

おしながきは、こんな感じ

非常にシンプルで

うな重、うな丼、かば焼き

それに、きも吸物のみ

値段の差は、量の差です

 

「うなぎで勝負する」という気概が

ムンムン伝わってきます

素敵であります

 

 

相方は、季節限定の

"うなぎ せいろ蒸し" です

風情ある使い込まれた蒸籠が素敵ですね

 

お店の入口に

「せいろ蒸し始めました」の貼り紙があり

それが合図なのでしょうね

冬のご馳走です

 

 

改めまして

"うなぎせいろ蒸し" 2400円

"きも吸物" 150円

 

肝吸いは、肝とレモンとシンプルですが

めちゃくちゃ安過ぎじゃないですか!

せいろ蒸しは、たっぷりのお漬物付きです

 

 

ふっくらと柔らかなうなぎに

たまご、ごぼう、人参、ねぎ

色鮮やかで、とってもきれいですよね

 

 

ごはんもほっかほか

優しい味が染みてて美味しいです

うなぎは、ワタシは

皮をパリパリと香ばしく焼いたのが好きですが

せいろ蒸しも美味しいですね

相方もとっても気に入ってました

 

柳川のも美味しかったよな

kiroku-mania.hatenablog.com

 

 

そして、ワタシの注文

蓋付きの丼って

ほんとにテンション上がりますよね

開けるのが、楽しくて仕方ない

 

 

パカッッッッ!!!

"うなぎ丼"

いちばんええやつ、4200円

 

楽しみにして来たんだから良いよねー

ここはオゴるしさーと珍しいことをいうワタシ

 

 

いやぁあぁあぁ♡

最高じゃないですか、もう♡

 

丁寧にさばかれた国産のうなぎは

小骨なども一切無く

じっくりと炭火で焼かれた皮目は香ばしく

身はふっくらと柔らかく

めちゃくちゃ美味しいです

 

 

たれは、濃すぎず甘過ぎず辛すぎず

すっきりと上品なかんじ

なのに

すごく旨みやコクがしっかりとあって

めちゃくちゃ美味しい

うなぎ自体の美味しさがよくわかります

 

とても親切で気さくな女将さんと

お話しする機会があったのですが

 

「タレには、調味料だけでない

長年のうなぎの旨味が染み込んでいますから」

「うなぎが、タレを美味しくしてくれると

 先代の父がよく言っていました」

と仰ってました

 

 

そうそう書き忘れてましたが

ごはんは、奥出雲産コシヒカリです

 

ごはんも、うなぎも、タレも

どれも申し分なく

本当に美味しくて

ワタシもかなり気に入りました!

女将さんやスタッフさんもとても親切です

また松江に来たら、必ず再訪したいです

 

思えば、今回の松江のたびは

創業90年以上の老舗のたび

意識してた訳ではなく、たまたまですが

歴史の重みに負けない、素敵な店ばかりでした

やっぱり島根、好きだわー

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡

 

 

松江城内は、城以外にも見どころアリ〼

みなさま、こんばんわぁあです

 

うーん

ここんとこずっと

頭の芯がフラフラする

 

 

2月某日、島根のたび

 

昨日は松江城のはなしを

長々とご紹介しました

ごめんなさいね

遺跡、遺構、建築好きなもんで

 

kiroku-mania.hatenablog.com

 

あまりに長くなったので

今日に分けましたが

松江城内には、実はまだ見どころがありまして

 

明治の、廃城令のあと

取り壊された御殿(殿様のおうち)の跡に

造られたものなのですが

 

上の写真は「松江神社」です

時間がなく参拝できませんでしたが

ここから、祈祷札が出てきたんですよね

 

写真で見える狛犬

「構え型」と呼ばれていて

後ろ足を立てて、いつでも飛びかかれる態勢

少し珍しいタイプですが

出雲地方の神社では結構あるみたいですよ

 

 

そして、コチラが

明治36年

松江市工芸品陳列所として建てられた

「興雲閣」です

 

当初は

明治天皇の行在所に使用する目的で作られたので

装飾、彫刻がある華やかな仕上げです

 

 

結局、明治天皇の巡幸は実現しませんでしたが

明治40年(1907)

皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の

山陰道行啓にあたって

同年5月22日から25日まで御旅館となり

迎賓館としての役割を果たしました

 

 

その後、改修されながら

松江市の公的な行事等に使用され

昭和48年(1973)からは

「松江郷土館」として活用されてきましたが

平成23年(2011) 3月に一旦閉館

 

明治45年の状態に復原するとともに

新たな活用のため

平成25年度から平成27年度にかけて

保存修理工事を行われました

 

 

現在一階は

「亀田山喫茶室」という

カフェになってるんですよ

 

中が見てみたかったので

行ってみようかなーと思ってましたが

館内が無料で見学できた為

利用しませんでした

 

 

建具も素敵ですねー

それにしても

維持管理も大変なのに、無料とは

松江市さん太っ腹です

お金取ってもええんじゃない??

 

 

階段を見上げると

大きな高い窓が三つ

日の光が沢山入って素敵ですね

 

 

そして、くるりと振り返ると

左右に階段が付いてます

なんかめちゃ素敵じゃないですか

 

 

階段突き当たりの部屋は

大広間になっています

がらんとしていますが、とても素敵

 

なんとコチラ

非営利目的利用料だったら

1時間あたり 2,840円で貸切できるんです

すごくないですか!めちゃ安い!

最大収容人員150人の広さですから

 

ちなみに

営利目的利用料でも

1時間あたり 5,680円で貸切できます

こんなの都会にあったら大流行りでしょう

 

建物も素敵だし

色んなイベントできそうです

 

 

バルコニーも素敵です

優雅だなぁあ

 

 

「興雲閣」と名付けられたのは

明治42年になってからで

松平直亮氏により命名され

(まだ松平氏の影響力が残ってますね)

同氏の揮毫を彫刻したものを

扁額として掲げています

 

 

こちらは「貴顕室」

室内には入れませんが

最初に書いた通り

明治40年(1907)

皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の

山陰道行啓の時に使われた部屋です

 

御座所、拝謁ノ間、御寝所とに

分かれています

 

 

建具やシャンデリアの本体は

現存するものを修復して使用し

カーテンや絨毯、照明のガラスシェード

椅子や机は

写真からの復元だそうです

右側は、御寝所なので、畳敷なのですね

 

いやいやー楽しかったです

 

あとで神社にも参拝するはずが

お昼ごはんに急がねばならず…食い気優先で…

明日は、ソレを載せます

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡

 

 

実はスゴいぞ、国宝松江城!!!

みなさま、こんばんわぁあです

 

身体の疲労と不調

少しずつよくなってきてますが

まだヨロヨロフラフラなワタシです

でも、遊ぶ気力だけはある

昔からそこは変わらない

 

 

2月某日、島根のたび

 

昨日まで、3度に渡り

老舗旅館「皆美館」さんをご紹介してましたが

チェックインした時にね

他の宿泊特典と共に、いただいてたんです

松江城割引登閣券」

ほんとうなら、680円のところを

540円で入れる、ということ

 

んんん???

今は640円に値上がりしたみたいで

元の値段も800円になってる!!

4月に料金改定されたみたいです

 

まあ維持管理にお金がかかります

いたしかたないですね…

 

 

堀尾吉晴公にご挨拶し

いざ出陣じゃ!!

 

 

「国宝・松江城

子供の時に、来たことがありますが

正直、城内のことは記憶にありません

いったい何年振りだろうな…

 

敷地に入るとすぐ

大きな長方形の広場(枡形)があります

ここは「馬溜(うまだまり)」といって

隠れるところがなく

戦時には侵入した敵を

大手門や高石垣上の塀の狭間から鉄砲や矢で

総攻撃できるようになっています

 

ちなみに、大手門はもう残っていないんですよね

明治時代に取り壊されてしまいましたが

全国最大級の大きさだったようです

 

 

「本坂」をのぼりますよ

運動不足の身には堪える 笑


石垣の隅はすべて

長短の石垣が交互に積み重ねられています

「算木積み」といわれる方法で

一番崩れにくいと言われてます

400年以上も前に、人力で行うとは

昔の人は本当にすごいですね

 

 

あ、石垣の刻印に関する説明書きがあります

実はワタシ、コレを探すのが好きで…

時間があれば、やってみたいところですが

今回は、この看板のすぐそばにあった

この2つの分銅紋だけです

ぱっと見ややバッドマンですが、堀尾家の紋です

 

石垣の刻印は

石材の産地や、運んだ大名

複数の石工集団がいた場合の管理等

色々な役割があります

 

当時、この石をゴリゴリと印を刻み

城を築いた人たちが存在したんだと

リアルに感じさせてくれるのが

とても好きです

 

 

ではでは

天守の方へ向かいましょう

 

 

松江城は、全国に12城しか残っていない

現存天守のひとつです

 

全国に沢山あったお城が

たった12しか残っていない理由としては

1615年の、一国一城令

1873年の廃城令

最後は、第二次世界大戦ですね

空襲で多くの城が焼失しました


 文化財いう考え方を早くに持ててたなら

廃城令での破却は防げたのでしょうけど…

もったいないですね

壊すのは簡単ですが

一度失われたものは戻りませんから…

 

 

現存天守の中でも

国宝に指定されているのは5城だけ

彦根城、姫路城、犬山城松本城

そしてここ、松江城だけです

 

 

ではでは

ここから天守に入っていきます

 

外から見ると

姫路城や彦根城のような

塗籠造り(白壁)は少ないですよね

ほとんどが、 下見板張りという

黒く厚い雨覆板でおおわれています

この黒い染料は、湿気防止のため

柿渋やすす、漆などを混ぜたものだそうです

 

 

なんというか

他のお城と違って

ほとんどそのまま手付かずというか

ある意味とってもワイルドな感じで

それがとても良いですね

 

石垣に囲まれていて

このスペースは元々、籠城に備えて

塩や物資などを保管していたため

塩蔵とも呼ばれています

 今は

昭和25年に解体修理が行われた際に

腐朽や破損がひどく、新材に取り替えられた

資料性の高い古材等が保存されてるそうです

 

旧鯱は、全高約210センチで

木彫り銅板張り

向かって左が雄で鱗が荒く、右が雌です

現存天守では最大ですが

改修時には再用されませんでした

今、天守についてる鯱は

同形同大のものなんですよ

 

↑上段写真の左側に写っているのは

レプリカですが「祈祷札」です

 

昭和12年に存在が確認されたものの

所在がわからなくなってたそうですが

平成24年に城内の神社で発見されたそうです

調査の結果

地階の2本の通し柱に掲げられていたことが

釘穴の位置などの一致から判明しました

お札には

築城年と思われる

「慶長拾六年」「正月吉祥日」の記載があり

天守完成は、1611年正月以前だと確定し

国宝指定の要因のひとつとなりました

本物は、札自体も国宝です

 

天守落成の時に

天台宗真言宗の二宗による

祈祷が行われた可能性があるそうですよ

興味深いですね

 

 

天守内に井戸がありました

かつて24mの深さがあったそうですが

現在は半分が埋められています


名古屋城浜松城にも

天守内に井戸があったそうですが

そのうち現存しているのは松江城だけなんです

 

素晴らしい、塩と水は大事

 

 

さて、上に上がってきました

 

他のお城と同様に

石落としや、鉄砲狭間、矢狭間などがあります

広さは、現存天守で、2番目です

 

 

天守最大柱ですって

地階から一階の東西にあり

包板がありません

祈祷札が付けられていたのは

この柱の地階部分になるんです

構造的にも重要だったんでしょうね

 

 

↑この写真

よく見ると、開口部に桟があります

これは、引き戸で

水平に引き出すと

開口部を完全に塞げるようになってます

 

戸締りのための管理用

または、籠城用ですね

 

本当によく考えられてます

コレ、家にも欲しい

 

 

松江城の築城が始まった頃は

全国で同時期に多くの城が築城されていて

木材が不足していたようで

大きな柱を作る木が手に入らず

心柱を使わない2階分の短い通し柱を配置して

天守を支える特徴的な構造なんです

 

また、一部は

堀尾氏が松江城の前に拠点とした月山富田城から

材木を運んできた?とも考えられてます

1階床の梁を支えていた木材に

富の文字と

堀尾家の家紋の分銅紋が刻まれてます

 

 

特徴的な、柱たち

 

一面だけ、あるいは二面、三面、四面に

板を張って鎹や鉄輪で留められています

この柱を覆う板を「包板」といい

総数308本の柱のうち130本に施されています

 

粗悪材や割れ隠しなど

体裁を整えるためのものだそうです

補強効果も期待してたのかな

この技法は、現存天守で見られるのは

松江城だけなんです

 

 

これが、その包板を支えていた

鉄製品たちです

 

 

「掘込番付」というものが

柱の根元に刻まれています

うまく見えるかなー??

 

これは、建物を組み立てるために

予め部材につける符号で

松江城天守には彫込と墨書の二種類があり

彫込番付は地階から2階で

9カ所確認することができます

 

 

松平直政から全ての家臣への手紙

寛永15年(1638年)に書かれたもので

三代将軍徳川家光から

出雲国隠岐を拝領したので

10日くらいで準備して入国するでー

という内容です

 

お城を築いた堀尾氏は二代で断絶し

その後入った京極氏は一代

その後やってきたのが、この松平直政です

徳川家康のお孫さんですよ

以降、十代に渡り、松江を治め続けました

 

 

花頭窓です

花頭窓自体に実用性はなく

装飾を目的としたものです

質実な造りの松江城で、唯一洒落た要素です

 

 

 防火・防腐などのために

桐材を使った階段で

板の厚さ約10センチメートル

階段の幅1.6メートルもあります

 

2階から3階に上がる階段が

松江城の特徴である通し柱が

2階分貫いていることを見られる唯一の場所ですが

なんか写真が見当たらない…

何やってんだか

 

 

その他

柱と梁を逆T字に組み合わせるなど

短い柱を利用し

建物の中心に荷重がかからないように

工夫が施されているんですね

写真ではわかりにくいですが…

 

 

一番上にやってきました

さりげに体力使いました(運動不足)

そして、足先がめちゃ寒い 笑

 

天守最上階は天狗の間と呼ばれ

360度、松江の町を見渡すことができます

宍道湖も見えますねー

高さは、現存天守3番目です


柱は綺麗に製材され

太さも均一に揃えられていますよ

 

 

ワタシ的にはゆっくり見たいところですが

そろそろ退散いたしましょう

足が冷たいんだってよ

 

ちなみに、写真ありませんが

天守には珍しく

便所があったそうですよ

備え十分、松江城、良いなぁ〜

 


階段の写真いっぱいあるのに

なんで通し柱の写真が無いんだーくそー!

(おくちがわるいですよ)
 

 

長くなりましたが

書ききれない魅力いっぱいの松江城です

実はねぇ

江戸の怪談話もいっぱいあるんですよ

それも書きたかったけど…

 

こーゆー説明ばかりの

ワタシの観光ブログ

あまり読まれないようです…

いや普段からあまり読まれてない?笑

ですが

まあ、ワタシ自身好きなので

備忘録も兼ねて、載せてます

 

読んでくださって

♡ありがとうございました♡