続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

紅葉に染まる「愛宕念仏寺」へ

みなさま、こんばんわぁあです

 

昨日、超予約困難店に電話するも

当然のように撃沈しました

それよりも気になったのは

お店の方の対応です…

お店側が提示している、営業時間前の

「繋がりやすい時間帯」に、かけたのですが

なんだか、すごく迷惑そうで…

疲れてしまいました…

 

全日満席の場合は

Instagramのストーリーにあがるということで

ずっとチェックしてたんですが

実際のところは

今月は、予約日がいつもより1日早かったらしく

その分ストーリーも早く消えてしまってたんです

 

自分の見るタイミングがズレてたみたいで…

 

予約日のチェックも出来てない事に苛立ったのか

電話そのものが面倒だったのか

「インスタ見てください」と溜息まじりに

何度も面倒臭そうに言われて

なんだかなー…と…

見てたつもりだったので、余計に悲しいですが

実質見れていなかったので同じですね

 

でも、ひとつ思うのは

そんなに電話されるのがいやなら

24時間で消えてしまうストーリーじゃなくて

普通の投稿の方にあげればいいのにね?

予約日当日を過ぎて

席が残ってる訳がないだろう!という

スタンスなのでしょうか

ねー??

 

疲れちゃいました、愚痴です、えへへ

 

 

11月某日

ぶらぶらと京都に来ていました

お昼ごはんを食べて、腹ごなし

今日から紅葉ブログになります

季節外れで、ごめんなさいねーー

時系列順ですので…

 

 

やってきたのは

嵯峨鳥居本愛宕念仏寺」です

 

学生の頃に当時の友達と

一度だけ来たことがありますが

ほんっとに久しぶりです

当時は、鄙びた感じのお寺でしたが

今は、外国人の方でいっぱいです

日本人は多分1割も居なかったかも

 

 

拝観料は400円で

小中学生は、無料です

 

このあたりは

以前、ご紹介した「あだし野念仏寺」もあり

他に、茅葺きの民家なども立ち並んでいて

散策にも楽しいエリアです

 

kiroku-mania.hatenablog.com

 

 

ではでは、参りましょう

あちらこちらに

お地蔵様のような石像が並んでいます

こちらは全部、仏陀の弟子である羅漢だそうです

 

 

お寺については、ワタシの意訳したものより

お寺のパンフレットの説明がよいかと

 

奈良時代天平神護二年(766)に

聖武天皇の娘の称徳天皇によって

現在の東山松原通の地に寺が建立されます。

当時はこの地を、

山城国 愛宕郡(おたぎごうり)と言いましたが、

この寺も愛宕の地に最初に建てられたので

愛宅寺と名付けられました。

これが平安になって醍醐天皇の御代のころに、

鴨川の洪水で

全て流れて廃寺となってしまいます。

後にその復興を命じられたのが

天台宗の僧 千観内供 (918-984)でした。

千観は生涯念仏を絶やすことがなかった

ということから「念仏上人」と 称され、

寺の名前も後に

愛宕念仏寺と言われるようになりました。

千観は自ら一刀三十三礼をして

本尊を彫ったと伝えられており

「厄除千手観音」の名で

厚く信仰されてきました。

現存の本尊は本堂と共に鎌倉期のものですが、

その御面の眼差しが 左右対称ではなく、

厳しさと優しさという仏の慈悲の二面性を、

顔の左面右面に分けて

表現されているということから

「慈面悲面の千手観音」 と称されています。

本堂(重要文化財)は鎌倉中期のものですが、

大正11年に堂宇の保存のために移築され、

嵯峨の愛宕念仏寺として 再興されました。

地蔵堂には、「火之要慎」のお札で知られる、

あたご本地仏「火除地藏菩薩」が

まつられています。

 

戦時中に無住寺となり、

昭和25年の台風災害により境内・堂宇・仏像等が

多大な被害を受けたことで

廃寺となっていましたが、

昭和30年に 仏像彫刻家 西村公朝(1915-2003)が

住職を拝命してより再興され、

京都一の荒れ寺の復興が始まりました。

昭和55年より10年間、

山門の解体復元修理をはじめ、

境内全域の本格的な復興事業が行われました。

この時、寺門興隆を祈念して

境内を羅漢の石像で

充満させたいと発願しました。

これに賛同した一般の参拝者

自らの手によって彫られた、

千二百躰の羅漢像が表情豊かに並び、

訪れる人々の心を和ませてくれる

「癒しの寺」として親しまれております。

 

 

まあ、多分よほど神社仏閣に興味のある方しか

読まれないと思いますのでw

ざっくりとこの写真の状況を説明すると

 

この羅漢像たちは

昭和になって仏像彫刻家の方が住職になり

羅漢像でいっぱいにしたい!ということで

一般の方々と共に彫られた羅漢像が

境内にずらりと並んでいるのです

 

 

そのせいか、石像のひとつひとつが

とっても個性豊かなんですよ

 

 

境内も比較的こじんまりとしていて

山の左右から紅葉がせまる様子も

とってもきれいです

良い季節に来たなぁと嬉しくなりました

 

 

途中、少し雨が降り

お堂の軒下で雨宿り

 

紅葉がしっとりと濡れて色鮮やかになり

より一層美しかったです

雨の日の紅葉は、オススメです

 

 

似たような写真ですが

どれも紅葉がキレイなので

ついつい沢山載せてしまいました

 

 

↑この写真が、とってもお気に入りです

たまたま雨足のせいかヒトが捌けた瞬間でした

落葉した葉で、地面も紅葉してるんですよね

 

この時の空気感は今も思い出せます

 

人は大勢居るはずなのに

まるでノイズキャンセラーのように

脳内はしんと静かで、雨音だけがポツポツと

細かな振動と共に聞こえるような…

ほんのひとときの心地よい静寂でした

 

 

これ以上あまり、語ることもないので

写真をお楽しみください…

スマホ撮影ですが…笑

 

 

なんでも羅漢像は1200ほどもあるそうで

千二百羅漢と、呼ばれています

 

 

住職の西村さんは

「石の中に隠れていたユニークで個人的な人物を

浮かび上がらせるように」と

促したそうです

 

祈っていたり、微笑んだり、笑ったり

彫った方の趣味であろう物を持っていたり

世俗的でありながら宗教的でもあり

アートのようでもあります

 

 

仲良し羅漢さんもいてます

 

 

左下の羅漢像は、なんだか劇画調ですねw

ワタシもなにか彫ってみたいなぁ

 

 

とても楽しいお参りでした

今は、紅葉はありませんが

これからは新緑が美しい季節になりますので

是非是非お出かけください

 

明日はここから歩いて行けるお店を

ご紹介したいと思います

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡