続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

江戸時代から400年続くお茶屋さんで、「むしやしない」

みなさま、こんばんわぁあです

 

今日は、朝から実家に帰り

夕方からは所用で忙しくしていました

忙しくても

母にはなるべく会いに行こうと思うから

今週も行けて、良かったです

 

母の作る昼ごはん、美味しかった♡

 

 

3月某日

昨日の続きです

 

kiroku-mania.hatenablog.com

 

京都・嵯峨鳥居本に来ておりました

茅葺き屋根のお家が続く町並みを

おさんぽしていたら

現れた「愛宕神社」の一ノ鳥居

そして、その奥にある

江戸時代からタイムスリップしてきたような

古い建物…

 

 

なんと素敵なお店でした

「鮎茶屋 平野屋」さん

鮎問屋を商いながら

愛宕神社は参拝する旅人の為の茶屋として

なんと400年の歴史があるのだそうです

 

なんと!なんと素敵な佇まい!

軒先のアルコール消毒さえなければ

お侍さんが座ってても違和感ないぐらい

アメージングです!!

 

 

見てみれば

甘味や、ちょっとしたお食事も

できるみたいです

お昼ごはん食べたけど

これは、行ってみたいよなぁ!と相方と合意

 

ってか、最高じゃない?

この風景

 

 

軒下にはカゴが干されていたり

素敵な雰囲気なのです

 

 

いくつかに区切られた部屋は

細く長い土間の通路に面して開かれています

風が通って

夏などは、涼しいのでしょうねぇ

 

 

歴史を感じるものが沢山

こちらの母屋が建てられたのは

江戸時代のはじめ頃、400年も前で

ほとんどがそのまま残されてるそうです

 

 

ワタシ達がは

一番奥の

離れ?のようなお部屋に通されました

こちらでも天保年間だというからビックリです

 

他にお客さんはおらず

とってもゆったりとした時間が流れてます

 

 

長火鉢…と言う訳でもないか

囲炉裏が嵌め込まれたような机があり

それをはさんで座ると

ほどなく

桜茶を持ってきてくださいました

 

桜の花の塩漬けにお湯を注いだもので

お湯を入れると花が開くように見え

縁起が良い飲み物と言われてます

 

 

あまり美味しくないところもありますが

こちらの桜茶は、上品な味わい

塩もキツすぎず、香りよく

美味しかったです

 

 

部屋にあった、可愛いやつ

 

 

桜もちや、抹茶など

甘味メニューもあったのですが

大根炊きも食べたい…

お昼ごはんを食べた後だけど…

うむむむ…と悩んで

 

"むしやしない" 2300円

ひとつだけ注文

お店の方も快諾してくださったので

2人で分けることにしました

 

「むしやしない」=「虫養」

お腹の虫に食べ物を与える=空腹を抑える

=軽食という意味で使われます

京都の方言かな?他の地域では使われますか?

 

 

"むしやしない" には

もち炭火焼き、大根だき

名物柚子しぐれに、お抹茶がセットですが

この時期は

柚子しぐれか、桜もちを選べるということで

季節限定の、"桜もち" にしました!

 

こちらの桜もちは

こしあんと、特製柚あん入りの2種類

お米の粒感が残った柔らかいお餅に

上品な甘みのこしあん

爽やかな柚あんが入って

とっても美味しいぃぃ…♡

 

 

"もち炭火焼き" は

目の前の炭火で、自分で焼きます

こういうイベント性も楽しいですよね

 

 

うわぁぁあ♡膨らんできたで!!

 

 

そして、第一希望の "大根だき"

大きな大根に、お揚げさん

柚子がのっています

 

 

薄い色付きですが

味はしみっしみなんですよねぇ

はぁあ美味しい♡

大根の隅々までお出汁が染みて柔らか

お揚げさんも、旨過ぎる

 

やっぱりプロの煮物はなんか違うよなぁあ

 

 

幸せセットです

どれも美味しい!!

今度はちゃんとした食事に来てみたいなぁ

 

 

お餅は、お醤油でいただきます

炭火で焼いたお餅は

表面はパリッと、中は柔らかくのびのび

お餅自体も美味しいのだろうな、きっと

 

 

最後にまた、お茶を出してくれました

細長いトールカップ

鳥獣戯画柄だ!

京都・高山寺カップのようです

 

 

トイレに行った時に見えた

お店の裏手の風景がもう…

たまりませんでした

たすき掛けした着物の女性が出てきそう

干されてる桶や盥も素敵

 

電線?のコードや、奥の電柱以外は

プラスチック的なものが何も無い

 

 

お会計の時に

おくどさんがあったので

お願いして写真に撮らせてもらいました

今もこのかまどを使って

お料理されているそうです!!

素晴らしいなー素敵すぎます

 

 

奥の厨房では

摘んできたつくしの処理をなさっていて

本当に、素敵でした…

 

 

表には、お亀石、というものがあり

しめ縄が巻かれていました

 

 

現在でもう15代目だという若女将さんが

これまた、すごく良い方で…

食事を済ませて

店の外で写真を撮っていたら

わざわざ外に出てきてくださって

ワタシ達の写真を撮ってくださいました

嬉しい♡

良い思い出になりました

 

夏は鮎の季節ですものね!

また食事に来てみたいです

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡