続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

エキちゃんと、河井寛次郎記念館

みなさま、こんばんわぁあです

 

最近、夜中に何度も目が覚めるんですよねー

寝付きは相変わらずすごく良いんですが

1時間おきぐらいに目が覚めたり

なんとなく不快な感じがしたり

なんでしょう?

体内の温度調節がうまくできてないのかな

うーーーん、いやだなぁ

 

 

2月某日

朝早くから、京都市内に来ていたので

かねてから行きたいと思っていたところへ

この機会にと行ってきました

 

通りすがりの古民家の窓が素敵

 

 

ハイ、こちらです

住宅街の中にひっそりとあります

京都・東山五条

河井寛次郎記念館」です

 

入館料は、おとな1人900円ですが

結論からいうと、年パス買いたいですw

 

 

河井寛次郎

大正・昭和にかけて

京都を拠点に活躍した芸術家で

民藝運動」にも大きく関わった人物です

 

民藝運動とは

1926年に

柳宗悦河井寛次郎濱田庄司らによって

提唱された生活文化運動で

 

名もなき職人の手から生み出された

日常の生活道具を

民衆的工芸=「民藝」と名付け

美術品に負けない美しさがあると唱え

失われゆく手仕事の文化を案じ

警鐘を鳴らしました

 

 

こちらは、そんな河井寛次郎

住まい、兼、仕事場を公開したものです

 

 

京都の町中に

まだこんな空間が残っているんですね

まあ、旧家のお宅にはあるかもしれませんが

なかなかお目にかかることもないので

とても貴重だと思います

 

この建物は

飛騨高山など日本各地の民家を参考に

独自の構想で設計したもので

 昭和12年に建てられたものだそうです

 

 

館内は、自由に見学できます

順路なども一応ありますが

気になれば、戻ることも

寛次郎がデザインしたという椅子に

腰掛けてのんびりすることもできます

 

写真撮影も、受付で署名をすれば

自由に撮影することができますよ

 

家具や調度品は

寛次郎がデザイン、もしくは、蒐集したもの

当たり前といえばそうですが

どれも、センスが良く、素敵です

 

ここに住みたい…!!笑

 

 

あっっっ猫ちゃんが来てくれました

 

鳴き声と小さな鈴の音は聞こえてきてたので

会えるかな?と思っていたら

とことこと来てくれましたよ

看板猫の「エキちゃん」です

 

この素敵な居宅の中を

制限されることなく

自由に歩き回っています

 

めちゃくちゃ可愛い〜♡♡♡

♡癒される♡

 

 

古民家と猫、というのは

ほんとうにフォトジェニック過ぎて

震えます…

 

このあとは、ごはんの時間になり

ニャーニャー鳴きながら

受付のスタッフさんに催促に行ってました

かわいい♡

 

 

個人的に大好きな

寛次郎自らが彫った「こま犬」です

 

かわいいなーと思っていたら

古い家具の柱を利用して彫ったもので

脇息なのだそうです

(肘をかけたり、身体をもたれかけたりする)

 

後から読んだ説明書きによると

寛次郎は、中をくり抜いていて

干し柿や飴などの好物を入れて

晩年まで座右に置いていたのだとか

 

寛次郎のさりげない日常が伝わるエピソード

可愛がられてたのが

ワタシにも伝わってきたかな

 

コレ、大好きです

 

 

洗面台なんかも残ってます

素敵だなー

 

 

寛次郎愛用の品々

流石に品がよく、素敵です

デザインした煙管も並んでいました

きっとご自身も嗜まれていたのでしょうかね

 


作品の数々

デッサンなどもあり楽しいです

外の光が反射して

少し見えにくいのが残念ですがw

 

 

中庭もあり、素敵です

ここに、住めませんかね?

どうにか、お願いしたいところですw

 

 

可愛い猫の石像もあります

 

この石像と、エキちゃんの姿を

写真家の岩合光昭氏が撮り

写真集の一頁になっています

 

 

うーん、ほんと素敵

ここは茶室だったようです

 

 

そして、展示室

ちなみに展示は3ヶ月に1度

入れ替わるようです

 

 

こちらは、素焼窯

釉薬をかける前の作品を

こちらで焼いていたそうです

 


今もきちんと祀られていて

なんだか神聖な空気が漂っています

 

 

こちらは、登り窯です

昔に築かれたものを

寛次郎が譲り受けたのだそうです

京都の町中に

こんな登り窯があることに驚きます!

 

この登り窯は共同窯で

近所の方たちも使用していたそうです

 

 

寛次郎は、下から2番目の室を

使用していたそうで

ほとんどの作品がここから生まれたそうです

 

 

左側が、2番目だったかな

見学も自由にできます

 

 

くろなどがある陶房です

中に入ることはできませんが

試験用の陶片や

現存するもっとも初期の作品なども

展示されていますよ

 

 

ではでは、元の建物に戻ってきました

2階に上がります

 

 

こちらにも沢山作品が展示されていて

間近に眺めることができます

作品の説明などは特になく

感じるままに

自由にゆったり鑑賞できるのが

ここの魅力です

 

このウサギさんの作品、可愛いですね

 

 

こちらは、寛次郎の作品の中から

盒子、蓋物、喰籠といった

小さな陶器の箱が集められています

めちゃくちゃ可愛いんですよね

 

こんな素敵な喰籠に

おかずが入っていたら

ほんと嬉しくなりますよねぇ

 



あちらこちらに飾られている花も

寛次郎の作品に活けられています

 

 

そして

書斎などがあるスペース

寛次郎がデザインした椅子や

折りたたみ式の文机なども置かれています

 

 

椅子がこじんまりしていて

小柄な方だったのかなぁと思ったり

 

お喋りしながら

座ってのんびりしていたら…

 

 

な、なんと

エキちゃんが遊びに来ました!!

う、う、嬉しいぃ♡

 

 

そして、ぴょこんと

古い道具箱のようなものにのりました

か、可愛い…♡

 

 

エキちゃんは

とても人懐こいのですが

かといってベタベタしてくるわけでもなく

付かず離れずの距離感なんよね

可愛くてたまりません

 


館内には

沢山の作品が展示されてますが

自由にのびのびと暮らしてるところが

また良いんですよね

 

ゆったりのんびりした空気を

エキちゃんが体現してるよう

本当に素敵な場所です

 

 

写真、もう死ぬほど撮りましたw

 

最後の方は

エキちゃんとも仲良くなってきて

手をぺろぺろと舐めてくれるようになりました

 

 

いつまでも居てくれるので

ワタシたちも長居してしまいましたが

後ろ髪を引かれる思いで帰りました

 

また、エキちゃんに会いたいな…

 

正直にいうと

あまり有名になってほしくないですw

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡