みなさまこんにちは!
日曜日の夜
いかがお過ごしでしょうかね〜
また明日から仕事かぁあ
本当に楽しい時間というのは
あっという間に過ぎてしまいますね!
さてさて
今日は、楽しい町歩きです
キロクマニアは食べ物ブログでないときは
いつも以上に人気が無くなる傾向にありますが
みんなに読んでほしいなーっ
だって、楽しかったから!!
今回の旅は、2月某日
愛知県・常滑(とこなめ)です
常滑ってみなさまどんなイメージがありますか?
遠方にお住いの方は、名前すら知らないという方も
いらっしゃるかもしれませんよね
常滑は、焼き物の町です
「常滑焼」は
平安時代の後期から続く伝統工芸品で
日本六古窯としても知られています
町のあちらこちらに
レンガ造りの煙突や窯などが立ち並んでいて
とってもノスタルジックな風景が見られます
ちなみに常滑焼は
招き猫の生産量が日本一なんです!
まねき猫通り、というものもありますし
小高い丘の上には「見守り猫 とこにゃん」という
超巨大招き猫がいます!!!
なんと幅は6mあまり、高さも4m弱もあるんですが
実は裏側は……w
ワタシ的には、とこにゃんを見ている
手前に置かれてる猫ちゃんが
気が利いてる!と思ってます
街では、常滑焼の土管や、焼酎瓶を
建物や坂の基礎代わりに使っていたり
道路の塀代わりに使われていたり
(一部、観光向けに整備されたものもありますが)
独特の街並みを形成しています
これらは「やきもの散歩道」として紹介され
観光案内所で詳しいマップやモデルコースなど
教えてもらうことができます
上の写真は、少し見えにくいですが
坂道の基礎部分が焼酎瓶になっていますね!
他にも写真は控えましたが
一般のアパートの土台が土管だったりして
決して、観光客誘致のためでなく
生活の一部であることがわかります
代表的な人気スポットは、ここ「土管坂」です
左側の土管は明治期のもの
右側の焼酎瓶は昭和初期のものだそうです
道には、土管の焼成時に使用した
「ケサワ」という捨て輪の廃材を敷き詰め
滑らず歩きやすいように工夫されています
やきもの散歩道には、このような
焼き物が埋め込まれた道がたくさんあって
歩いているだけでも楽しいんですよ〜♫
常滑がこんなにお散歩の楽しい町だなんて!
ほんっとに、素晴らしいです
角を曲がるごとに驚きや発見があって
飽きることがありません!!!
そして、見所はまだまだ
この「登窯」も、必ず行っておきましょう
レンガの煙突がとっても印象的で素敵ですよねぇ
まるでラピュタの世界のようです
この「登窯(陶栄窯)」は
明治20年頃に建てられたもので
江戸期に主流だった鉄砲窯よりも真焼け率が良い
ということで導入されたものです
明治末期頃には
常滑の町に60基ほどあったそうですが
今、姿をとどめているのはここだけで
国の重要有形民俗文化財
そして近代化産業遺産に指定されています
そのまま時が止まってしまったかのような
そんな気分になります
以前は薪や松葉で窯を焚いていたのが
石炭窯が主流になり
60基あった登窯は急速に数を減らし
こちらの窯も昭和49年1月の窯出しを最後に
操業を停止になりました
外側からだけの見学になりますが
なんと無料で見ることができますよ
タイムスリップしに来てくださいね
さてさてさて
せっかく焼き物の町に来たので
なにか記念に買って帰ろうか〜というわけで
点在する工房やショップへ行ってみました
いろんなお店があって、目移りします
そんな中で
いちばん素敵だったのが、コチラ
「器と暮らしの道具 morrina」さん
いろんな作家さんの作品を扱っていて
陶器のセレクトショップのようなお洒落なお店です
常滑焼らしい、茶色いような朱色のような
そんな焼き物も良いんですが
このマグカップにしました!
「堀田拓見」さんという作家さんのもので
常滑の自然の土の魅力を生かして作る
伝統的な「練り込み」という製法で作られています
下側の紺色の部分は、他にも色々あって
赤色やピンク、水色なんかもあったかなぁ
白い部分は釉薬の存在を感じない
素地のような感触なのですが
(間違ってたらごめんなさい)
耐久性が高く、なんと電子レンジや食洗機もOKの
使い勝手の良さ!
そして、いちばんの魅力は
その口当たりです
とってもサラッとしていて器の淵に残らず
飲み物の味を邪魔しないんですよねぇ
ちょっとポップ過ぎるかなぁとも思ったけど
良い買い物でした
ご本人の工房も近くにあったようなので
次回はそちらにお伺いしてみたいです
常滑散歩、いかがでしたか〜?
ワタシの拙い文章で
この楽しさが伝われば良いのですが…
写真もたくさん載せる為に、まとめましたが
一枚一枚見ていただけて
魅力が伝われば嬉しいです!!
ワタシもまた再訪できたらいいなぁ