続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

天龍寺参拝と、竹林の小径をおさんぽ

みなさま、こんばんわぁあぁです

 

金曜日やってきましたー!

今週は体調が悪い日が多く

なんか長かったな…

でも振り返ると、もう2月も半分以上が過ぎ

時が経つのは、早く感じます

 

日々を大事に過ごさなければな

 

 

10月某日

この日は特にあてもなく

相方と、京都でのんびりぶらぶら

 

平日だったので

普段人が多くて避けてるところに行こう!と

相方が思い付いたのが

嵐山だったそうです

 

確かに、コロナ前は

自国他国問わず観光客さんが多過ぎて

とても行ける状態では無かったし

コロナがひどかった頃は

ヒトは少なかったけれどお店も閉まっていて

なんか寂しい状態だったのです

 

 

もう何十年ぶりかわからないぐらい

久しぶりに

天龍寺」にやってきました

 

天龍寺は、臨済宗の禅刹で

名勝嵐山や渡月橋なども

かつては境内地だったそうです

 かなり広大なお寺だったのが窺えますね

 

 

足利尊氏を開基とし

夢窓疎石を開山として開かれたのが天龍寺

後醍醐天皇の菩提を弔うため

暦応2年(1339)に創建されました

 

 

造営に際し

尊氏や光厳上皇が荘園を寄進しましたが

費用が足りず

元冦以来途絶えていた元との貿易を再開し

その利益で造営費の捻出に成功し

康永4年(1345)に落慶したそうです

 

 

歴史の古いお寺ではあるんですが

たびたび火災に見舞われていて

特に1447年文安の火災と、応仁の乱

ひどく被害を受け

その後、100年以上

豊臣秀吉の寄進を受けるまで

復興できなかったのだそうです

 

まあ、その後も、火災にあい

蛤御門の変に際しては

長州藩の陣営となったため

兵火で伽藍は消失してしまったとか

 

 

なので、それほど

古い建物はないんですよね

なので、そこは少し、残念なところです

 

天龍寺の拝観は

諸堂(大方丈、書院、多宝殿)を参拝するか

庭園だけを参拝するかを選べますので

時間に余裕のない方は

庭園だけでもよいかもしれませんね

 

 

こちらは多宝殿です

 

後醍醐天皇の尊像を祀る祠堂で

昭和9年(1934)に建築されたものだそうです

この場所は

亀山上皇離宮を営んだ際

後醍醐天皇が学問所とした地に因み

後醍醐天皇の吉野行宮時代の

紫宸殿の様式と伝えらています

中央に後醍醐天皇の像

両側に歴代天皇の尊牌が祀られています

 

 

やはり、いちばんの見所は

庭園ではないでしょうかね

 諸堂を拝観すると

庭園だけの拝観とはまた少し違った角度から

見ることもできます

まあ、ほんの少しの違いですがw

 

 

まるで置物のように

じーーーーっと佇む青鷺と思しき姿

絵になりますねー

 

 

約700年前の夢窓国師作庭当時の

面影をとどめていると言われています

建物は比較的新しいものばかりなので

ここがいちばん

歴史を感じさせる場所なのかもしれませんね

 

国最初の史跡・特別名勝

指定されたのだそうです

 

 

大方丈です

 

大方丈の本尊は釈迦如来坐像

重要文化財に指定されています

平安時代後期の作とされ

天龍寺の造営よりもはるかに古く

天龍寺が受けた8度の火災のいずれにも

罹災せず助けられた仏像で

天龍寺に祀られる仏像の中で最も古い像だそう

 

説明にはこうありますが

4、5メートルほど少し離れた場所からし

見ることができず

しかも暗いので、あまり見えませんw

 

 

写真でも写っていますが

大方丈の広縁から見る庭園が

いちばんキレイだと思います

 

広縁や落縁に座って

じっくりのんびり

好きなだけ居ることができますよ

 

ちなみに料金的には

庭園のみの拝観は500円

それに大方丈を含めた諸堂も拝観すると

プラス300円になります

 

 

曹源池庭園の説明を

HPからそのままどうぞ

↓↓↓

中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で

大堰川を隔てた嵐山や

庭園西に位置する亀山を取り込んだ

借景式庭園でもある。

庭園全体像は寛政11年(1799)に刊行された

秋里離島による「都林泉名勝図会」に

描かれた姿をよく残している。

方丈からみた曹源池中央正面には

2枚の巨岩を立て龍門の滝とする。

龍門の滝とは

中国の登龍門の故事になぞらえたもので

鯉魚石を配するが

通常の鯉魚石が

滝の下に置かれているのに対し

この石は滝の流れの横に置かれており

龍と化す途中の姿を現す珍しい姿をしている。

曹源池の名称は

国師が池の泥をあげたとき池中から

「曹源一滴」と記した石碑が現れたところから

名付けられた。

 

滝?鯉魚石?どこにあるかよく見えないw

 

 

鯉魚石の代わりに

池の鯉ちゃんが

ずーーーーっと近くで

岩の苔をあむあむしていました

 

 

そして、天龍寺の拝観を終え

出口を出ると

観光写真などでも有名な

「竹林の小径」に出ます

 

 

約400メートル

両サイドに空を覆うほどに伸びた竹林が

ずーっと続いています

平安時代には貴族の別荘地だったとか

 

昼でも少し薄暗く

細く差し込む太陽の光が

また美しい道です

 


さすがに人が多いので

なかなか良い写真は撮りにくいですが

とても気持ち良いですよ〜

歩いたのは

嵐山名物のトロッコ電車に乗った時以来

もう何十年ぶりかです

懐かしいなぁあ〜

 

そうそう

今回は乗ってませんが

トロッコ列車に乗って亀岡まで行き

そこから嵐山まで保津川下りをする

なんていうのもオススメですよ!!

船からの風景もまた素敵です

ワタシも久しぶりに乗りたいなー

 

明日も嵐山、続きます

よかったら遊びに来てください

 

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡