続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

吉原の町をぶらぶら散歩する

昨日載っけていた
最高の天丼「土手の伊勢屋」さんは
日本最大の遊郭「吉原」唯一の出入口だった大門の近く
ついでにぶらぶら散策です


今は、小さく書かれた「よし原大門」の新しい柱だけ


この道は、吉原の遊郭に続いていた道
このカーブは自然のものではなく
遊郭の中から外が見えないようにするために作られたカーブだそうです


これは「吉原の見返り柳」と言って
旧吉原遊郭の名所のひとつで
京都の島原遊郭の門口の柳を模したものだそうです

遊び帰りの客が、後ろ髪を引かれる思いで
この柳のあたりで遊郭を振り返った、ということが
名前の由来だそうですよ
まあ、代替わりして、当時の柳ではないですけどね


遊郭の周りには、遊女の逃走防止に
「どぶ」と呼ばれる幅の広い堀が作られていて
そこには汚水が流れていたそうです
この石垣は、その堀の跡だそうで
真っ黒い部分はお歯黒の色と言われています

ちなみにその堀は埋め立てられて
今は道路になっているんだとか


それにしても、吉原周辺は今も風俗店がいっぱいなんですね
歴史はしっかり受け継がれているんですね
それは行ってみるまで全然知らなかったな〜


ちょっと昭和レトロな感じもしますが
どれもこれもいかがわしいやつですw


「吉原神社」にやってきました
とっても小さな神社です
かつて吉原遊郭にお祀りされていた5つの稲荷神社と
遊郭に隣接する吉原弁財天を合祀した神社だそうです


神社の入口には、「逢初桜」というのがあり
200年前に吉原神社(旧吉徳稲荷神社)の御神木だったそうですが
明治44年の大火で消失してしまったそうです
これは、往時を偲んで植えられたものかな?
恋い焦がれてる人に初めて会う、という意味だそうですが
その名も遊郭ならでは、という感じですね


震災や空襲の被害を受け
今の社殿は昭和43年に造営されたものだそうです


こちらは「お穴様」と言って
地中に神社の土地をお守りする神様がおられるそうです
心を込めてお詣りすると、必ず福が得られると伝えられてるとか


そしてこちらは「吉原弁財天本宮」
吉原神社の飛び地境内ということだそうです
歩いてすぐのところにあります


こちらは、関東大震災で亡くなった方を慰霊する
観音様だそうです
社殿もありますが、とっても現代的でピカピカで
少々戸惑ってしまいます


こちらは「花吉原名残碑」といって
歴史を永く止めるために昭和35年に建てられたものです


御朱印は、両方とも吉原神社の方でいただけます


この弁財天の御朱印が人気なのだそうです
この日もすごい人が並んでいました
弁財天という文字の周りには
弁財天のお使いである蛇が描かれているんですが
よ〜〜く見ると、その蛇と左横の文字で、「よしわら」となっています
素敵な御朱印ですね〜〜〜!!


そして、少し足をのばして「鷲(おおとり)神社」へ
浅草酉乃市御本社、と書かれていて
なんだかたいそう縁起が良い感じです!

鷲大明神という、神様がお祀りされています
福運を招き、強運に預かる守り神だそうです


おおおお〜〜めっちゃ大きな熊手です
これはめでたいですね〜


酉乃市起源発祥乃神社、ということですが
関西であんまり酉の市って聞かないですよね〜?
自分が知らないだけかな?
なんでも、歳末に一年を神に感謝し
新年の福運を願うお祭りだそうですよ

関西のえべっさんみたいなやつ??


あら、叶鷲だって
可愛らしいですね


これは大きな、「なでおかめ」
おでこを撫でれば賢くなり、目を撫でれば先見の明が効き
鼻を撫でれば金運がつく
右の頬を撫でれば、恋愛成就、左の頬は、健康に
口を撫でれば災いを防ぎ
顎から時計回りに撫でれば、物事が丸く収まる

まあ、なんて万能なんでしょう!!
私は鼻を撫でまくり人生です


御朱印いただきました
それにしても
東京は御朱印が高いですね〜〜〜
どこもみんな500円はします
物価高いから仕方ない…

ではでは
次回は銀座の素敵な喫茶店を!