続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

極上味醂を求めて

みなさま、こんばんわぁあです

 

ここ最近はずっと

6月某日の

愛知の蒲郡あたりの話を書いてました

なぜここまでやってきたかというと…

 

味醂(みりん)買いに来たんです

 

 

一度は使ってみたい憧れの味醂

 

明治43年(1910年)創業の

「角谷文治郎商店」さんの

"有機三州味醂"

普通のスーパーではあまり扱いがなく

メーカー直送の通販になるんですが

せっかくだから

直接買いに行ってみよーう!ということに

 

そんなこんなで愛知まで来たわけです

 

 

ただまあ、本当に

みりん作り一筋、といった感じで

派手な店舗なども構えておられず

敷地の一角の小さな事務所のようなところで

売っていただけるようでした

それもまた良い

 

突然お伺いしたにも関わらず

何人かお会いしたスタッフさん方は

皆親切に応対してくれました

 

 

商品はこんな感じです

"三州三河みりん" と

"有機三州味醂"

サイズ2種ずつ

 

梅酒なんかもあるんですね!

みりんに青梅を漬け込んで作られてるそうです

 

 

買いました!!!!

念願の、"有機三州味醂" !!!

国内産の有機もち米、有機米こうじ、有機米焼酎

その3つだけで作られています

環境に配慮した有機農法のお米を自社精米し

原料の米焼酎も自家醸造

1年以上長期醸造熟成させてるそうです

 

その上品な甘さと旨みたるや!

お米の旨みそのものなんですよね

 

当時でも高嶺の花で

1.8ℓで、3600円でしたが

今年の11月に大幅な値上げがありまして

5760円になってしまい

今は、有機はあきらめ

"三州三河みりん" に変えました

こちらも有機ではないだけで

とても良い商品なのですよ

 

 

三河は、醸造業が盛んで

八丁味噌や、たまり醤油や酢

そして今回のみりんの産地で

他にも有名なメーカーが沢山あります

 

国内でも一番蔵元数が多いそうで

九重味醂さんもそのひとつです

 

 

歴史自体は

三河みりんの蔵元の中で最も古く

創業は、安永元年(1772年)とのこと

250年以上の歴史があるそうです

 

創業者の邸宅をリノベーションして造られた

ショップとレストランが

2018年にオープンしています

 

 

顔出しみりん

こちらの看板商品「九重櫻」は

ワタシも以前使ったことがあり

馴染み深いです

 

 

ショップ「石川八郎治商店」さん

なかなかにスタイリッシュで

きっとよくご存知ない方は

味醂の概念が変わるでしょうねー

 

 

味醂醸造期間と色の変化が

オシャレに展示されています

右が2ヶ月、左が3年

だんだんと色が濃くなります

実際使っててもわかりますよね

 

 

な、なんと

"みりん粕" の詰め放題もある

やってる日とやってない日があるみたいですが

30秒間チャレンジだそうです

絶対お得です!とスタッフさんが仰ってました

 

 

併設のカフェ

「レストラン&カフェ K庵」も

行ってみました

 

 

"自家製ジンジャーエール" 750円

 

7種類のスパイスをブレンドしていて

ピリッと辛い大人味

なんと甘味の部分は

砂糖ではなく、みりんの甘みなんです

 

 

相方は

"みかわぷりん 〜煮切りみりんシロップ添え"

みりんアイスを付けて、650円

アイス無しは、550円です

 

 

なんとまあ、こちらも砂糖不使用!

みりんのポテンシャルよ!

すべて、お米本来の甘みなんですよ

すごいですよねー

うまくやれば砂糖断ちも叶いそう

 

 

普通のカラメルとは違った風味で

やや独特のクセも感じますが

なかなか美味しいですよ

 

 

"柚子みりんシロップとフルーツの

白くまかき氷"

1300円

おおおおおお、想像以上に

ちゃんと白くま顔なんです

 

 

なかなか渋い顔をしているな…

 

中には

柚子みりんシロップ

ダイスカット柚子

みりん粕ミルク

フルーツ

みりんアイス

 

 

並べ替えてみました

もっちりくちびるがすてきです

 


砂糖を使わずヘルシーなスイーツ

日本の伝統的な調味料の

新たな可能性を感じました

ワタシも、チャレンジしてみたいです

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡