続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

九州随一の銘茶「八女茶」を買いに行く

みなさま、こんばんわぁあです

 

今日のお弁当は

実家に帰った時に

時々母が作ってもたせてくれる

三色そぼろを詰めてきました

 

美味しい…最高やな

 

明日、キレイに洗った空いた容器を返して

また気が向いた時に、詰めてもらおう

フフフフフ

 

 

10月某日、福岡のたび

2日目です

ワイワイと、柳川で1日楽しく過ごし

福岡市内へ戻ります

 

帰りは少し寄り道して

お茶を買いに行きます

 

我が家は、というか、相方がお茶好きで

旅行に行くと必ず

ご当地の製茶を買って帰ります

 

料理はからきしダメなのに

お茶やコーヒーなどはせっせと淹れてくれます

(しかも、上手に淹れる!)

まあ、役割分担できてる感じですかねw

 

 

ワタシらの住んでるところは

宇治茶のお膝元なのですが

福岡といえば、やはり、八女茶でしょう

 

せっかくなので、八女市にある

老舗のお茶屋さんに行ってみました

 

「矢部屋 許斐本家」さん

創業は、江戸宝永年間(1701年〜1710年)

最初は、お茶を含む山産物商でしたが

江戸末期に、長崎で茶貿易が盛んになり

そこからお茶の専門問屋になったのだとか

 

300年以上の歴史を持つ

九州で最古の茶商なのだそうです

 

 

その後も

技術改良に励み、良質なお茶を見出し

明治期に「八女茶」と名付けたのは

こちらの初代なのだそうです

 

 

建物は、今から

170年ほど前に建てられたもので

八女市有形文化財に指定されているそうです

 

調度品や、建具は

丁寧に手入れされていて

とても美しいです

 

いや、もう、素晴らしいですね

 

 

現在のご主人で、十四代目なのだそう

家系図が飾られていましたよ

 

 

こちらは、許斐本家さんが昔から使われている

オリジナルの図柄のついた古い箱です

お茶か何かを詰めてたのかしらん?

 

この図柄は今も一部の商品に使われていて

めちゃくちゃ可愛いんですよね

 

 

いろんなお茶があります

どれにしようか悩ましくも、楽しい時間です

 

 

今回買って、とっても美味しかった

"秋の熟成蔵出し茶" 

上撰と特撰の2種類があり

それぞれ80g、1100円と2000円

 

蔵で適正な温度管理のもと熟成させた茶葉を

八女和紙の上で、炭火にあてる

古くから受け継がれた八女の製法

「培炉式焙煎法」で仕上げられたお茶です

 

炭火と和紙が作り出すホイロ香の薫りと

遠赤外線の効果で、渋みが少なく

まろやかで濃厚な甘味と旨味があります

 

ワタシらは、安い方の上撰にしたんですが

お値段以上の美味しさでした

これはまた買いたいです

 

 

今回買ったのは

さきほど、ご紹介した "培炉式蔵出し茶"

それと

普段使い用の、ほうじ茶

"培炉式玉露のクランチチョコ"

 

お店の方もとても親切で

いや、とても良いお店でした

 

 

駐車場に、にゃんこがおりました

頭としっぽだけ茶色いのかわいい

 

 

八女は、城下町で

街並みがとても風情があるんですね

 

筑紫廣門が日本初の平城と云われる

筑後福島城」を築城したのち

筑後一国の領主となった田中吉政

慶長6年(1601)に福島城の周囲を

三重の堀で囲む城下町を整備したそうです

 

現在も江戸時代からの

建物と町割りが受け継がれていて

文化庁重要伝統的建造物群保存地区

「八女福島の町並み(商家町)」として

選定されているそうです

 

 

ゆっくり散策してみたかったですが

日も暮れてきていて

どこも開いておらずw

 

 

とりあえず、福岡市内に戻ります

 

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡

旅はまだまだ続きます!