続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

「海の博物館」へ行く

みなさま、おこんばんわぁあ

 

いよいよ4月

新入生やら新社会人やら異動やら

なにかと人が動く季節ですね

ワタシのまわりは、特に何もありませんが

なんとなくソワソワしますね

 

坂本龍一氏が亡くなってしまい

なんだか悲しい

桜ももう少しずつ散ってますね

早いなぁ

 

 

12月某日

前々日ブログからの続きです

うなぎを食べに

はるばる三重の鳥羽までやってきましたが

ぽつぽつと雨が降ってきました

お出掛け時は晴れることがほとんどですが

たまぁには、降られますね

仕方ない

 

なので、雨の日でも楽しめそうな

「海の博物館」にやってきましたー

 

海っ子のワタシにぴったりだ!!

 

 

入口すぐに

大黒様らしきお人形とお魚たち

記念撮影ポイントなんだけど

立つところがあんまり無いw

 

前に立つと、隠れちゃうもんね

 

 

三重といえば、海女さんです

リアルに再現されてるなー!(下段ね)

 

海女といえば、ご存知

素潜りで海中に潜り、貝や海藻などを採る

女性たちのことです

NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」では

久慈の北限の海女が注目を浴びましたね

懐かしいなぁあ

あまちゃん」大好きだったよ…

 

三重の鳥羽・志摩には

500人余りの海女さんがいて、日本最多です

ですが

後継者不足、高齢化が進み

50年前の1/8にまで減ってしまいました

 

ワタシも昔

和具という集落の、海女さんと

仲良くさせてもらい

海女小屋などにも連れて行ってもらいましたが

本当に独特の文化を形成していますよ

 

 

地味に楽しかったのが

三重で採れるお魚や貝を並べて

魚屋さんのように展示したスペース

元々、熱心に潜ってたので

(海女さんじゃないよ、ダイビングで)

魚には詳しいですが

楽しいですよねー

お子様にも良いかも!!!

 

 

鳥羽・志摩の暮らしと海と伊勢神宮

切っても切り離せない

色んな習俗や、伝統が残されていて

見ていて、とても楽しいです

 

 

伊勢神宮の「神嘗祭」でのお供物

サザエ、キス、鯛

アジ、サメ、ナマコ等々

伊勢神宮の神様は

海の幸が好きなんだなぁ!と感じます

 

 

昔の潜水服や潜水艇の展示

水深200m以浅に生息する

体長2.7mのサケガシラの標本などなど

深海魚、見るの好きです

 

潜水艇は、中に入ることもできますよ!

なかなか怖かったw

 

 

海の汚染に関する展示

みんなに見てほしい

 

 

そして、海の信仰に関する展示もあります

自分がよくご飯を食べに行く

鳥羽・石鏡の神事「三棚祭」の祭壇が

再現されたものがありました

 

蜜柑を飾るのが面白いですね

供物の容器は、12枚のイガイで

米粉と大根をお供えするのだそうです

イガイは、閏年には13枚になるのだそうです

 

土地の神事や祭事とか、伝承とかって

本当に興味深いですよね

すごく好きなんです

こういう研究するひとになりたかった

 

 

こちらは、大吉龍というもので

特に、お祭りなどに関係は無さそうですが

八大龍神は、海女さんたちの

守り神のようです

 その他、お祭りなどで

カツオ釣りや、クジラ突きの演技に使われた

魚形なども展示されてました

 

 

カツオ漁を再現した展示

なかなか大きくて

船は本物なのかもしれません

迫力がありますよー

 

 

うーーん、リアル

このエリアはちょっと夜は怖そうです 笑

 

 

夜いちばん、怖いのはこの人

カツオを捌いてますが

なんとなく、ちょっとリアル過ぎて怖いw

なんか…ちょっと…

 

 

昔のウナギ漁の漁法「岩蔵漁」の再現や

伝統的な蛸壺などの展示

面白いです

 

岩蔵漁の再現で使われてるウナギは

お土産屋さんで売られています

黒ニョロニョロ 

 

 

またまた、海女さん関連のエリアです

海女さんがアワビを採る時に使う

「アワビオコシ」を体験できるコーナー

なかなか楽しかったです

 

 

昔の海女小屋と

海女さんが使う道具などなど

弥生時代の遺跡から発掘された

鹿の角でできた、アワビオコシ

先端に加工や擦れがあるそうです

遺跡からは

アワビやサザエの貝殻も出土していて

そんな古の昔から

潜水して貝を採っていたのだなと驚きます

 

そして

下段左側は

志摩の海女さんのお守り

「セーマンドーマン」で

身につける海女着に縫い付けたり

アワビオコシに掘ったりします

 

星の形は

勘の良い方ならすぐにわかる六芒星

「セーマン」といい

安倍晴明から来ているのではといわれてます

地域にもよりますが縦5本、横4本の

九字を、「ドーマン」といいます

こちらは

安倍晴明の対決しその後弟子となった

芦屋道満に由来するとか

 

 

そして、こちらは

船の収蔵庫

日本各地(海外のものも)の木造船が

ずらずらずら〜っと並んでいます

これだけ集まると、圧巻ですが

役割を終えた船は、なんだか寂しげです

 

 

ワタシにはこちらが興味深い

船大工さんが

完成した船におさめる

船霊(ふなだま)さん」です

 

船霊さんには色んな種類があるそうですが

男女一対の人形に、サイコロ2つ

米や小豆などの食物、麻ひも

穴のあいた12個の銭を入れるのが

一般的なのだそうです

それぞれに

どんな意味が込められてるのでしょうね


 いやぁあ

全然期待せずに行ってみたのですが

なかなか見応えがありました

皆様も雨の日の観光などにいかがでしょうか?

まあ、雨の日は、鳥羽水族館もあるかw

少ない旅程では選びづらい場所ですが

是非、訪れてみてください

 

ではでは

今日も、読んでくださって

♡ありがとうございました♡