創業1000年を越える
企業や旅館は世界に12社あるそうですが
そのうちのなんと9社が日本にあるんだそうです
また
1000年とはいかないまでも
歴史ある老舗はとても多いですよね
こちらもそんな中のひとつでしょう
堺の老舗といえば
「かん袋」さんです
建物自体はそれほど古いものには見えませんが
こちらは、創業が鎌倉時代末期の1329年
当時の屋号は和泉屋というお餅屋さんだったそうです
その後、1593年
堺の商人たちは多額の寄付をしたお礼として
桃山御殿に招かれたのだそうです
その商人のうちの1人、和泉屋の主人が
天守閣の瓦を葺く工事を見て
これは容易には片付かない、と思い
それから毎日奉仕に出たのだそうです
和泉屋の主人は
これまで瓦を一枚一枚運んでいた職人たちを見かね
持ち前の腕力を活かし
次から次へと屋根の上に瓦を放り上げたそうです
まるで瓦がひらひらと
紙袋が風に舞い散るように屋根に上がった様を見ていた秀吉が
「かん袋が散る様に似ている」と称え
「以降、かん袋と名付けよ」と命じたのだそうです
ちょっと長くなりましたがね
そういう由来だそうです
その、かん袋の名物といえば
"くるみ餅"です
室町時代の中頃、明より入荷した農作物を利用して
5代目が茶菓子を作り出しました
塩で挽き合わせ、お餅を包んで食べるところから
その菓子は、"くるみ餅"と名付けられたそうです
なので、別に胡桃(クルミ)が入ってる訳ではないんです
夏場は特に大行列ができるんですよ
とりあえず並んで、やっと座れました!
来ました〜〜〜〜!!!!
これが行列の理由
"氷くるみ餅" です
製氷技術が進んでから登場したメニューですが
くるみ餅にかき氷をかけたもの、といえばわかりやすいですよね
シングルは370円
ダブルは740円
この値段は、かき氷じゃなくても同じです
2人で、氷くるみ餅のシングルとダブル
普通のくるみ餅シングルを注文です
氷の中から、くるみ餅!!!
氷は昔ながらのシャリシャリキーンとした氷ですが
変に現代風じゃないのが歴史ロマンを感じさせます
暑さで火照った身体が冷えていきます
夏の風物詩ですね〜〜
ですが、私はやっぱり普通の"くるみ餅"が好き
氷に入ってしまうと
お餅が硬くなってしまうんですよね
普通のくるみ餅は、お餅が柔らかくて
餡の甘味や風味がより強く感じられて
とっても美味しいんです!
ちなみにシングルはお餅が5個入ってますよ
器にも、かん袋の文字
なんとなく嬉しくなりますw
そして、お家用にお土産も買って帰りました
めちゃくちゃロマンのある壺入りもあるんですが
自宅用なので、普通のタッパー入りにしました
うわぁあああ!容器にたっぷり!!
あんことお餅がいっぱいです!
これで4人前 1740円でした
お家で食べてもやっぱ美味しいんですよ〜〜♡
家族にも大好評でした!!!
そ・し・て
どうしてもタッパーの中の餡が余りますよね?
とっても美味しい餡なので
捨てるなんて勿体無い!
くるみ餅の餡トースト!!!
これがびっくりするくらい美味しかった!!
これからは残りはこうやって食べようと思います
また買いに行きたいな〜〜♫