みなさま、こんばんわぁあです
今日は、昼間はすごく暑くなって
夏日になるとか、そんな予報でしたが
皆さま、いかがでしたか?
うちの職場は、思ったほど暑くなく
ワタシは足元にストーブをつけてました
11月某日
ここ数日、ご紹介してる
奈良の・東吉野村です
せっかく遠路はるばるやってきたので
もう少しウロウロしてみることにします
いやぁあー
川が美しいですね
有名な渓谷などとは違い
水量が少ないのですが
ちょっとした深みは
うっとりするキレイな色をしてます
さてさて
久しぶりにやってきました
「丹生川上神社中社」です
お詣りしていくことにしました
↓2016年5月〜7月のブログ↓
ご祭神は罔象女神です
は伊邪奈岐命・伊邪奈美命夫婦神の
御子神にして水一切を司る神様です
日本最古の水神様です
本殿、東殿、西殿は
文政11年(1828)から約12年に亘って
造替したもので
どれも流れ造りの桧皮葺です
ワタシたちは、当然中は見られませんので
拝殿からのお詣りです
境内には大きな杉の木がいつくもあり
こちらは
樹齢が一千年を越えるという
「叶の大杉」
両手を木の幹に当てて
願い事を唱えるとよいそうです
実際に触れてみると
なんだか胸に温かいものが込み上げてきます
神社の歴史としては
1300年余り前
第40代天武天皇の白鳳4年(675年)
「人聲の聞こえざる深山吉野の丹生川上に
我が宮柱を立てて敬祀らば
天下のために甘雨を降らし霖雨を止めむ」
との御神教により
創祀されたとのことです
奉幣祈願は
天平宝字7年(763年)の
『続日本紀』の記述によって
歴史上に初めて表れ
以後、応仁の乱の頃までには
九十六度もの祈雨奉幣祈願があったと
記録にみられることから
いかに重要な神社であったかが伺えます
ですが
都が京都に遷り、戦国時代以降は
そのような奉幣祈願も中断され
丹生川上神社はいつしか蟻通神社と称され
所在地さえ不明となっていたそうですが
明治維新後の研究調査で
こここそが、丹生川上神社である、と
位置付けられたとのことです
掛けられている馬の絵は
昭和38年(1963年)10月16日例祭当日
黒部ダム竣工を記念し
「祈雨止雨祈願絵馬」だそうです
以前には無かった
「龍玉」というのが登場してました
「龍神の御力にて穢れを取り去り、
運気を開きます。
心の願いを玉に込め、穴に息を三度吹き込み
東の瀧に投げ入れてください」
と、ありました
早速、初穂料をおさめて
いただくことに(投げ入れることに)
「東の瀧」というのは
本殿から少し離れた
川をはさんだところにあります
歩いて、5分もかかりませんが
龍玉を持って向かうと
少し違う心持ちがします
この橋を渡っていきます
夢橋という名前です
下には高見川
透き通ったエメラルドグリーンが
とても美しくて、癒されます
この川の右に曲がった先に
先ほどご紹介した中社があります
さてさて、到着しました
この太鼓橋が、滝の正面になります
こちらが「東の瀧」
ひむかしのたき、と読みます
「秋津野の瀧」「龍神の瀧」とも呼ばれます
二股に交差する滝と、滝壺の色
東の瀧には龍神さまがいらっしゃると
いわれていますが
それも納得、という美しさです
なんだかとっても清々しい気が
流れているように感じる場所です
投げ入れてきました
龍神さま、どうか願いを叶えてください


ちなみに、ここから
滝の上流側を散策することもできます
写真奥側が「夢淵」といって
高見川・日裏川・四郷川の3つの川が合流して
形造られた紺碧の深い淵があります
神社のHPによると
夢淵は、古代の人々が
水神の鎮坐す霊境として
斎み潔めを行う場所で
斎(いみ)淵ぶちともいったのが
訛って「いめぶち」となり
「ゆめぶち」となった、とあります
『日本書紀』によれば
神武天皇大和平定の折
戦勝祈願のため
厳瓮(御神酒を入れる瓶)を夢淵に沈め
お酒に酔った大小の魚の流れで
勝利を占ったと言われてます
この時、水面に浮いて流れ出た魚が
「魚」に「占」と書く「鮎」です
なんとも、神威を感じる場所です
美しいですね
こちらは、すぐ近くにある
「摂社・丹生神社」です
祀られた最初は
いつの時代がわからないほど古く
おそらく
神武天皇の頃には神籬式の神として崇敬され
天武天皇の時に
初めて社殿を建て、創祀されたものだそうです
先ほども書いた通り
平安時代に衰退し
御神体とその他一部が残るのみになりました
丹生川上神社の旧社地として
彌都波能売神(罔象女神の別名です)を
お祀りしています
古くから親しみを込めて
「本宮さん」と呼ばれていて
丹生川上神社と本宮さん
どちらかだけのお参りは
「片参り」になると言い伝えられてるそうです
いやーーー、これまでずっと片参りだった
今回お詣りできて、良かったです
木鼻の漠さんも
年季が入って良い感じ
素敵ですね
こちらは
「木霊杉」です
雷でしょうか
根元がぱっかりと開いていて
上はきちんとくっついて高く伸びています
「胎内に入り木霊の氣を体感し
力(パワー)をお受けください」とあり
中に入ることが出来ます
中に入ると…
なんていうかフワンフワンするというか
ワタシ昔は磁場が違う場所を感じてたんですが
ここの中も、なんだかグワグワしてて
久しぶりに感じましたね
御朱印をいただいてきました
右上には、鮎の判があり
とっても素敵ですね
川で落ち葉も一枚拾ってきました
めちゃキレイで嬉しい
良いお詣りでした
来て良かったです
今日も、読んでくださって
♡ありがとうございました♡