2017-11-18 温泉にはお寺がつきもの 兵庫のはなし たび 温泉に興味が無かった若いころは そんなことは考えた事もなかったですが 温泉にはお寺がつきものです 必ずといっていいほど 近くにお寺がありますよね 温泉を中心に、町が形成され お寺ができたと考える向きもあるでしょう でも、やっぱり 温泉が持つ、不思議な力は 信仰の対象だったのではと思う訳です とか考えていたら ちゃんと答えがありました 有馬にもお寺がありますよ〜その名も「温泉寺」そのまんまですけどね〜温泉の近くのお寺は、温泉寺とか隣湯寺とかそんなストレートな名前も多いですちなみに、すぐ隣に湯泉神社というのもありますw奈良時代に行基さんがひらいたお寺です奈良の大仏さんと一緒のお坊さんですねお寺の前にある二基の五輪塔は平清盛が有馬温泉に滞在した時に建立したものだと説明している文献もあるそうですでも実際は、鎌倉中・後期の石造なのだそうですがそんな文献も残る程に歴史のあるお寺だということですね〜ここのお寺の楽しいところは境内にある「御祖師庵」という資料館ですこちらでは有馬温泉の歴史を詳しく知る事が出来ますとてもこじんまりしていますがビデオ上映等もあり、楽しいです昔、1300年程前行基が有馬に向かう途中で男性の病人が倒れているところに出くわし食べ物を与えたりして看病をし病者の腐った皮膚をなめて、苦痛から救ったところその姿は薬師如来になったのだそうです慈悲の心を試され、そして、認められた行基は有馬に温泉をひらき、衆生を救済することを託されたのだそうです室町時代にかかれた温泉寺縁起という絵にも有馬温泉の歴史が描かれています下の方が、行基が病人に出会い看病するところ上の方に行くにつれ、年代が進んでいきますでもこれはただのコピーでホンモノは京都国立博物館にありますw御朱印もいただきましたありがとうございました温泉めぐりや、食べ歩きも楽しいですが歴史を知るとよりいっそうありがたみが増しますね〜町歩きの途中に!オススメです!!!