みなさま、こんばんわぁあです
8月某日
久しぶりの旅です
今回やってきたのは
島根県です!!
実はワタクシの両親が島根の出身で
子供の時から夏休み等々何度も遊びに行って
非常に馴染みの深い県です
相方とも、もう、8年ぐらい前ですが
一緒に旅したことがあるのですが
前とはまた違うところを巡りたい

さて最初のお目当ては
島根の仁多郡奥出雲にある
「亀嵩駅」です
JR木次線の現役の駅舎で
こぢんまりとして可愛いらしいです

この駅を一躍有名にしたのが
「亀嵩」という地名と
ズーズー弁が推理の鍵となる
重要な場所として登場します

1974年に映画化され大ヒットしましたが
諸事情あり、ここでは撮影はされず
亀嵩駅に見立てて行われたそうです
主演は丹波哲郎さん
亀嵩の交番の巡査は
緒形拳さんが演じられました
駅前には、顔出しパネルが置かれています

今は使われていない切符売り場も
素敵なのです

なんと素朴なプラットホーム
電車も一両で可愛い

実は、この駅舎の中には
昭和48年創業のお蕎麦屋さん
「扇屋そば」さんがあります

1971年に切符の販売を委託された先代が
業務室だった部屋を利用し
2年後に「扇屋そば」を開いたそうです
現在は息子さんが
2代目の駅長兼店長を引き継いでいます
駅舎なので
お店とホームが近接していて
窓のすぐ外がプラットホームになっていて
電車が来るところを
間近に見ることができます

出雲そばは
長野の戸隠そば、岩手のわんこそばと並び
日本三大そばのひとつと言われています
出雲そばは
いわゆる「更科そば」ではなく
粉の選別をせず
玄そばをそのまま挽き込む
「挽きぐるみ」で作られています
こちらのメニューはこんな感じ
ワタシたちは、平日開店早々にお伺いしたので
すぐに入店しましたが
週末などはかなり混むみたいですね
1時間以上待った、なんて声も

ワタシは、出雲といえばの
"割子そば" 860円
小さな丸い漆器の器に盛られた
(こちらの器は磁器でしたが)
冷たいお蕎麦で3段で1人前になります

撮影用にばらしていますが
食べ方としては
重ねたまま
1枚目に薬味をのせ、そばつゆをかけ
食べ終わったつゆは
2枚目の皿にかけて
また薬味をのせて、そばつゆを補い
同じように残ったつゆを3枚目へ…
といった感じです
こちらのそば
石臼でそば粉を挽き
奥出雲の天然水を使用して
手打ちで仕上げたおそばです
めちゃくちゃ香りが良く風味がイイ!
しっかりとした食感だけれど
ツルツルと喉越しも良く
ここ最近食べた蕎麦の中で1番美味しかったです!
いやぁあぁあぁーココ好き!!!

相方はあったかいお蕎麦で
"釜揚げそば" 860円
割子より歴史が古いそうです
たっぷりのそば湯の中にお蕎麦が入っていて
つゆを自分で加えて
好みの味の濃さにしていただきます

蕎麦が少し柔らかくなってしまいますが
香りはよく
とっても美味しいです

追加で頼んだ
"仁多米おにぎり" 150円
あともう少しでごはんが炊けるので…
ということで少し待ちましたが
これが!!!!
ビックリするほどの美味しさ!
さすが
「東の魚沼、西の仁多」
と言われるだけのことはある
素晴らしいお米!!
粒立ちがよく
ふんわりとしていて、めちゃくちゃ甘い
これからの旅も含め
ごはんはこのおにぎりが1番でした

入ってもいいよ、と言ってもらったので
せっかくなので
ホームもウロウロしてみます

それぞれの方向に
2時間に1本ぐらいでしょうか
時間帯によっては1時間に1本あり
なかなか列車を見るのは難しいかと思いきや

上り下りとも、見ることができました!!
お店の方にも
見られて良かったねーと言っていただき
なんだか幸先の良い旅になりました

駅舎と、ホームと、列車
窓の向こうはおそば屋さん
なんとも素敵な風景でした
こちらは
また島根に来ることがあれば
必ず再訪したいと思うほど
お気に入りになりました
まだまだ旅は始まったばかりです
明日もよかったら遊びに来てください
今日も読んでくださって
♡ありがとうございました♡