続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

月3日限定のどら焼は、江戸末期生まれの和製バウムクーヘン!?

みなさまこんにちはぁ

 

天気病、というのが

最近テレビで放送されたりしてますが

ワタシもずいぶん前から

気圧の変化に弱いです

みなさまは

大丈夫ですか???

 

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さてさて

3月某日のキロクマニアは

京都にきております

 

この日はお目当てを買いに

七条大宮「笹屋伊織」さんの本店へ

やってきましたよ

 

笹屋伊織さんは

多分、京都に住んでる方なら

みんなご存知だとおもいますが

1716年から続く、老舗の和菓子屋さんです

1716年って言ったら

徳川吉宗の時代ですよ!!

なんかすごい

300年以上の歴史です

 

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京都市内のみならず

東京や神奈川の百貨店

茨城や群馬にも店舗があるようですが

ワタシは、食べ物は現地で

できれば本店で、というのが

ささやかなモットーです

 

本店にはカフェも併設されてますよぉ

 

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今日は、笹屋伊織さんの名物

"どら焼" を買いにきました!

 

名物なのですが、購入できるのは

1ヶ月のうち3日間だけ!!

 

というのも

江戸末期、東寺のお坊さんから

副食になるものを、と頼まれたもので

作るのに、手間ひまがかかり

大量に作ることができないため

弘法大師の月命日である21日と

前後1日ずつの、計3日間しか

販売されていないんですよねぇ

 

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こちらが、"どら焼"

一本1500円です

一般的などら焼と、全然違うでしょ

棒状の棹菓子なんですよ

 

ひとつの商品として完璧すぎる

配色と形

どら焼は竹の皮に包まれて

なんだかもお、素敵過ぎる

ステキング(もう古い?)です

 

ちなみに、どら焼の由来などは

紙パッケージの裏側に

詳しく書かれています

 

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竹の皮ごと切って食べるのがお作法です

どうですかぁあ

美しいですよね…うっとり…

 

最初に書いた通り

東寺のお坊さんに頼まれ

考え出されたどら焼は

元々は、鉄板ではなく

お寺の銅鑼の上に

生地を薄く伸ばして焼いたことから

"どら焼" と呼ばれています

 

くるくると巻かれた生地は

モチモチとしていて独特の食感

甘い蜜がしみしみしています

中に包まれたこし餡と相まって

うまぁーい!あまぁーい!

 

和製ミルクレープです

重なり合った層が年輪のように美しい

あ、和製バウムクーヘンともいえるか

この層が

もちもち感を生み出してるんだな

 

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竹の皮を取ったら

生地はこんな感じです

 

お寺では「殺生」が禁じられているため

卵は使っていないそうですよ

卵アレルギーのある人も食べられるのかな?

気になる方は

お店に問い合わせてみてください

 

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やや甘さが強いですけどね

このもちもち感がめちゃ好き♡

煎茶なんかと食べたら

もう、めちゃ合います!!

 

歴史と伝統のロマンに満ち満ちた

「笹屋伊織」さんのどら焼

食べたい方は

来月20日〜22日に是非!

通販もされているそうですよ!

 

ワタシもまた買いに行こ

 

ではでは

今日も読んでくださって

♡ありがとうございました♡