続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

渋温泉・9つの外湯めぐりで楽しく満願成就なるか〜っ!?

みなさまこんにちは

 

今日のキロクマニアも

引き続き、夏の旅のはなし

信州・渋温泉です!

 

渋温泉は、開湯1350年もの

古い歴史があります

なんでも、奈良の大仏さまとも馴染みの深い

行基さんが見つけたのだとか

 

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沢山立ち並ぶ湯宿や

懐かしい佇まいの

和菓子屋さんやお土産屋さんなど

街歩きも楽しいですが

なんといっても

渋温泉の最大の楽しみは

外湯巡りです!!!

 

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町の中には

外湯(共同湯)がたくさんあり

町の方々によって大切に管理運営されています

 

普段は町の人しか入れない共同湯ですが

渋温泉の町の湯宿に泊まることで

「一泊住民」として

無料で入浴することができるんです!!

 

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左の木札が「巡浴手形」です

付属の鍵でお風呂を開けて入る仕組み

外湯めぐりのお風呂は全部で九湯あります

 

ただ湯あみを楽しむのも良いですが

「巡浴祈願」の手ぬぐいを買うのも

楽しいですよ!

それぞれの箇所で、ハンコを押して

全部入浴したら

最後に高薬師さんで印受して

満願成就!!

 

九(苦)労を流し

厄除け、安産育児

不老長寿のご利益があるのだそうですよ

 

ワタシたちも手ぬぐい買いました!!

1枚300円です!!

 

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まずは、1番湯の「初湯」

行基が最初に発見し

托鉢の鉢を洗ったといわれる

鉢湯が、初湯に転じたとか

 

胃腸に良いことから、胃腸の湯とも

呼ばれているそうですよ

 

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おおおおおお、初湯

ええ感じ〜♡

 

渋温泉総合源泉で

比良の湯、薬師の湯、とんびの湯の混合泉

少々金気の匂いがします

源泉の温度は65度と高いのですが

ちょっと加水されて

ワタシが大好きなええ感じの高め

すごくすごく気持ち良かったです!

 

雰囲気も、湯船の大きさ深さ、温度

ワタシは外湯の中でも

1位か2位かというぐらいの

お気に入りです!!

 

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外湯めぐりの合間の町歩きも

楽しみましょうねー

 

ここは裏路地のようなところ

各家々に張りめぐらされたパイプ

これ、おそらく温泉ですよね!

 

なかなか楽しい風景です

 

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そして、こちらが

二番湯の「笹の湯」

 

昔は笹薮の中から湧出していて

笹の成分が湯に混じり

湿疹などに効くと言われてたとか

病気の快復時に効果があり

仕上げの湯ともいわれるそうです

 

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ってぇ〜〜!!!!!

めちゃくちゃ熱い!!!!!!

 

渋温泉は、総じて源泉の温度が高いので

各自が加水して

温度を下げて入浴するのですが

ワタシはただお邪魔してる身だと思ってるので

地元の人にお任せして

自ら加水して、温度を下げたりしてないんです

 

で、こちら多分

しばらく誰も入ってなかったんでしょね

もーーーーあっついのなんの

草津や別府より熱かったー

足つけるのがやっと…w

四半身浴で終了…w

 

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こちらが、三番湯「綿の湯」

男湯と女湯に屋根が2つ付いてて

可愛い建物です

 

昔から切り傷や皮膚病などに

よく効くといわれているそうです

昔は湯の花がたくさん舞ってたことから

綿の湯とよばれてるそうです

 

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ふむふむふむ

それほど、お湯の違いは感じないw

一番湯から三番湯は

正直、あとから

温泉分析表やら、紙を読んでみても

あまり変わらないんですよね…

でも、雰囲気も全部違うし

前に入った人の加水加減が違うからw

それの差かなぁ

でも楽しいのです

 

こちらの女湯は

子宝の湯とも呼ばれてるそうです

 

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町の中には

射的屋さんがありましたよ!

めちゃやりたかったけど

結構人が多くて、断念…

 

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そして、こちら

四番湯「竹の湯」

 

むかぁしむかし

地獄谷からの引湯に成功した時

「松の湯」と命名…と

入口の看板に書いてあったのですが

それと、この「竹の湯」との関係には

全く触れず

最後に、なぜ「梅の湯」は無いのでしょう

と〆られていました

 

うーん、ちなみに「松の湯」は

五番湯なんです

竹の湯の扱いが、雑ですw

 

竹の筒で、引湯した、という説も

あるとかないとかw

 

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実は、これ、男湯です

女湯は観光客で混んでいたので

入るのやめました

だから、ちょっと温度などはわかりません

 

慢性痛風に効くそうで

ゆっくり患部を温めると効果があるとか

 

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風情ある町並み

温泉まんぢうの文字が素敵

時間的にもう閉店してたので

翌日買いに来ようと思ってたのに

行けずじまいだった…

 

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そして、五番湯「松の湯」

なんと、工事中で入れず…

無念…

 

神経痛や病気の回復に効くそうで

お湯の中で体を動かすと

痛みが軽くなるそうです

 

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こちら、「温泉寺」

まーっくらで、怖くて、入らずw

写真の門の奥

なんか写ってるような写ってないような… 

 

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こちら、六番湯「目洗の湯」

昔から大勢の人が目の病を癒したという

目に効く温泉です

肌がきれいになる美人の湯とも

いわれてます!

 

これは入らなくてはですね!!

 

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おおおお、意外に近代的

9つの共同湯の中で

一番新しい感じですねー!

 

観光客にとっては

古い方が浪漫を感じるところですが

まあまあ、お湯が良ければいいですね

 

源泉は

目洗いの湯と、ガニ沢の湯の混合泉

温度は、北東側は少し低め

といっても50度以上ありますがw

比較的入りやすかったですよ

 

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町の写真と、外湯の位置は

ランダムです

この渋温泉の大提灯は、町の目印です

夜に撮ると、駅のプラットホームみたい

 

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渋温泉ゆるキャラ

「しぶざるくん」

夜はライトアップも消え、やや怖めw

 

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そして、こちら

七番湯「七操の湯」

外傷性の障害や、病気の快復期に効くそうで

7つの病気に効くとか

7回入れば全快するとか

言われているそうです

 

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こちらの源泉は

七操の湯の単独泉と書かれてました

温度は他よりも少し低めの50度ほど

お風呂に引き込まれるまでに少し下がり

ちょーどよい

比較的入りやすい温度ですかね

 

加水が少ないのは、嬉しいです

 

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こちらは、八番湯「神明滝の湯」

源泉は、裏山の

神明山から湧出し

昔は滝のような打たせ湯だったそうです

婦人病によく効くそうです

入らなければ…

 

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あぁぁあ〜良い!!!!

なんだろうー

湯がすごくまろやかな感じがする

木の湯船のせい?

温度もちょーど良くて

めちゃ気持ち良かったです

 

源泉は、神明滝の湯と渋温泉総合源泉の

混合泉だそうです

 

泉質は

これまで個別には書きませんでしたが

一番湯から八番湯まで

ナトリウムーカルシウム硫酸塩、塩化物泉

それほど変わりないのです

最初の三番湯で書いた通り

雰囲気と、前の人の加水加減と

あとはフィーリングかなw

 

ワタシ個人的には

初湯か、この八番湯が良かったです

めちゃ好きです!!!!

 

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そして、こちらが

九番湯の「渋大湯」です

渋温泉を代表する外湯です

建物も特別大きくて立派です

 

外湯めぐりの総仕上げで

結願を込めて入湯しましょー

 

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山岡鉄舟の書「楽作快」

快く楽しみを作る、という意味です

幕末三舟のひとり

高橋泥舟の書は、男湯側にあるそうです

勝海舟のは無いそうですw

 

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そう大湯は

入口が、男湯と女湯

同じ建物の北側と南側の反対側にあり

右側の写真の男湯の入口の方が

少し浪漫がありますかね!

 

とても良い雰囲気です

 

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大湯はこちら!!

あぁぁあぁぁあ、良い雰囲気!

これまでの共同湯も良いけど

やはり大きな湯屋と湯船は気持ちがいい

 

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温度も高過ぎず、低過ぎず

深さもちょーどいい

濁り湯がええ感じだなぁあー

1番金気が強くて

匂いも鉄のような匂いです

 

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はぁあぁぁあ〜しあわせ…

 

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女子風呂には

蒸し風呂もありました!!

 

…………

 

そんなわけで

ワタシたちは

五番湯が工事中ということで

結願ならず!

 

九番には入湯したものの

結願は次回のためハンコはまた次回に

 

次来る楽しみに

取っておきましょう!!!


この、温泉巡りで

ずっと続いてた身体の不調が

ずいぶんと軽減され

自分でもビックリ!!!!

 

やっぱ温泉ってええんやなぁ〜と

しみじみ実感しました

温泉サイコー!!!!!

 

明日も、たびのはなし

続きます!