皆様こんにちはぁ
本日のキロクマニアは
なぜ三ヶ月に一度、金沢に通うのか
その理由をおはなししたいと思います
2019年12月某日
あ、今日も大将が居てる!とホッと安心
キロクマニアが愛して止まないお寿司屋さん
「小松弥助」さんにやってきました
オバマ大統領と安部首相が訪れたことで
世界的に有名になった
「すきやばし次郎」と並び称して
「東の次郎、西の弥助」と言われる
寿司好きなら一度は行っておきたい超名店です
ここ最近、予約もなんとか取って頂けるようになり
ついつい通ってしまっています
↓お店の素晴らしさについて、熱く語っております↓
今日はカウンター横側のお席です
大将の手元が意外によく見えるので
それもまた楽しいですね
ちなみに写真は誰も座っていませんが
一番乗りしただけで、もちろん満席でしたよ〜
大将は、この日の時点では御年88歳
現役バリバリでお昼の3回転の
ほとんどのお寿司を握られます
しかも常に穏やかで、優しく、楽しく
お客さんへの目配り、気配りを欠かしません
またお弟子さん達との信頼関係の厚さも随所で感じられ
みんなが笑顔で、且つ、テキパキとされてるので
自然とお客さんみんなが笑顔になる
そんなお店なのです
さて、今日もお馴染みのネタから始まりです
"まぐろの漬け"です
小松弥助さんでは、コースのほとんどは
いつも同じネタです
それが面白くないと思う方もいらっしゃるようですが
ワタシは来るたびに、いつものあれ、みたいな感じで
食べるとなんだかホッとします
ただ毎回説明が被ってしまいますがw
まぐろの上にはこのわたがのってます
まぐろは、丁寧に包丁が入れられていて
中には漬けトロも仕込まれています
ふわふわと柔らかくて
口の中がまぐろの旨味で占有されて
ば〜〜〜っと広がります
きました〜〜〜〜!!!美しい!!!
金沢の冬の味覚の王様!
"香箱ガニ"です!!!
↓香箱ガニに関しては、つい先日語りましたが↓
1年のうちでたった2ヶ月弱しか食べられない
貴重なカニです
それを弥助さんでいただけるのも嬉しいことです
オスガニよりも甘味が濃く美味しいカニの足
いくつか食べて進めると
ほぐされた甲羅の身と、外子が見えます
美しいわ、もう、これアートなのかしら
わぁああ〜〜〜〜〜♡
これは最高です!!!!
これまでに食べたメスがにの中で
いちばん清らかなカニの味です
新鮮で臭みやクセが一切ありません
めちゃ美味しい!!!
そして、"いか"
こちらは大将が握りたてを
直接掌(たなごころ)にのせてくれます
カウンターだけの特権です
これは大将の神業が光る一貫です
前回も書いたので
復習みたいな感じになってしまいますが
大将はイカを3枚におろして握りにします
空気を孕んで、旨味と甘味が増す上に
シャリとネタが一体化して
口に入れた途端ほどけます
まさに至福の味です
こちら "炙りトロ"
炙っているのかいないのか
ぱっと見ではわからないくらいの上品な炙り
表面の美味しい脂がちょこっとだけ溶け出す
絶妙な味です
どれもこれも美味しいです
そして、こちらは"白山"
バカラのグラス、こちらは男性によく出されるもの
女性には繊細なこちらのバカラが
使われることが多いです
ちょこんと酢飯、海苔
まぐろ、うに、とろろが盛られた
雅(みやび)なお寿司
とろろとうにの甘味が芳醇で
この日の白山はいつにも増して
美味しかったです!
興奮でピンボケしてます
そして、この季節限定のお寿司
"雪紅葉"、という名が付けられています
なんて美しい名前!
この軍艦の中に
香箱かにの、身も内子も外子も入っていて
一口で香箱かにのすべてが堪能できます!
最高ですな!!!!
この時期に弥助の予約が取れたら幸せです
お次は、"あら"です
あらは、お魚の旨味が強いですね!
ほんのりと香る柑橘の風味が
味を引き締めてます
"なめこと豆腐のお吸い物"
ホッと一息
お出汁の香りに癒されましょう
そして、"はまぐり"
貝より魚が好きですが
はまぐりは、お寿司になると俄然好きになる
ぷりぷりとした身を
優しい甘だれが包んで
なんだか幸せぇな気持ちです
大将に手渡してもらうお寿司は
また何倍も美味しく感じますね!
これだけ人気があっても、名声を得ても
いつも謙虚で、感謝の言葉を忘れず
今も向上心を持って
毎日寿司と向き合っている大将
ほんとうに、素敵です!
そして、"うなきゅう"
まさに、焼きたてあっつあつ!なうなぎを
大将は素手で掴み
サクサクきゅうりと一緒に巻いていきます
熱くないですか?と聞くと
熱いよぉとニコッと笑う大将
これはもう、悶絶級に美味しいんです
うなぎ好きと寿司好きの夢が詰まった
絶品手巻きです
弥助さんでは、うなきゅうが出ると
コース一通り終わったよ、ということになります
あとは、お好みで追加
まずは、大好物の"穴子"です
ふわっふわに蒸された穴子に
塩と柑橘の皮を少し
はぁあぁぁあ、幸せの味
そして、弥助に来たら、こちらも絶対はずせない
"ネギトロ"です
少し粗めに切られたまぐろの手巻き
お、お、おいちい!!!!
そして、穴子アゲインプリーズ
本当は、他にも色々食べたいんですが
お財布にも限りがありますので
ほどほどに…
最後に皆さんのお写真を
撮らせていただくことができました!
(厨房にはもっと沢山いらっしゃいますが)
というか、厳密にいうと
ワタシと相方も一緒に写っておりますが
トリミングさせていただきました
良いでしょう〜〜〜!素敵な写真です!!!
写真を撮るときも
必ずお弟子さんも一緒に、と仰る大将
そういうところにも愛情が溢れてますよねぇ
ちなみに
女将さんもとっても優しくて
とってもチャーミングで、ワタシ、大好きです!
そして
今回も"弥次喜多"をお持ち帰り
夜ごはんとしてお宿でいただきます
今回は一人前にしておきました
竹の皮で包まれているのが
弥次さん喜多さんのお弁当らしい雰囲気出てます
良いですよね
"弥次喜多"に関する説明は
最初に貼ったリンクにも詳しく書いてるのですが
細かく刻まれたいろんなお魚を一旦海苔で包み
それをご飯で包んでおにぎりにしたものです
お弟子さんのヒデさんが
目の前で作ってくださるのですが
そりゃあもう手が込んでいます!!
ちなみに写真も、最初のリンクの方がきれいですw
あああ、弥助ワールド
最高、うまい
でも実はもっとすごいお持ち帰りメニューが
存在するんです!!!
それはまた後日、次回の弥助ブログで
ご紹介したいと思います!
今回もとてもとても
美味しい楽しい時間でした♡