続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

篠山城址は、お堀と石垣の刻印探しが楽しいのです

5月某日
丹波篠山の旅の締めくくり
 
 
篠山城址」です
もともと天守閣などはなく
今あるのは、立派な石垣と天守
そして復元された大書院になります
 

 

篠山城は、慶長14年(1609年)
豊臣方の拠点である大阪城を包囲するとともに
ゆかりの西日本の諸大名を牽制するために
徳川家康が築城したお城です
 
 
築城の名手・藤堂高虎が縄張(設計)を行いました
堀を二重に廻し、外堀の三方に馬出しという出入口を設け
防御に徹した城構えになっているのだそうです
 
石垣がとても綺麗で見応えありますねぇ
 
 
鉄門(くろがねもん)跡を通ると
二の丸です
2000年に復元された「大書院」があります
 
大書院は、築城時に建てられた書院造りの建物で
新年の祝賀や、藩の公式行事に使用されていたそうです
廃城令のあとは、学校や公会堂として利用されていたそうですが
昭和19年に焼失してしまったのだそうです
 
 
入場料は400円ですよ
入ってみました
 
 
ガーーーーーン
なんで、入場料払うときに、ひとこと言ってくれないのかね
同じ金額払ってるのに、入れないとか
ほんと、心象悪くなっちゃうよ
 
まあ、結婚式はおめでたいことですが…
おめでとうございますだよ
 
 
全体の模型だとかもありますが
展示などはいたって少ないのが、残念です
 
 
ここは、藩主が着座する上段の間というそうで
大床、違棚、帳台構、付書院が設けられています
普段は入れるのかも?ですが
この日は外からしか見られませんでした
 
 
襖絵などは、往時の雰囲気を再現するため
築城当時の江戸時代初期の狩野派絵師が描いた屏風絵を転用して
製作されているのだそうです

 

 
なんとこれらは、市内に住む時本昭男さんという方が
趣味で作られている「手づくり甲冑」
厚紙と塩ビを組み合わせてできているそうですが
とっても上手ですよね〜〜〜
素晴らしいですね!
 
でも本物の甲冑の展示も欲しいところです…w
 
 
そばにある井戸は
今も水を湛えていますね
城北の玉水から流れ出た水脈を利用していると
伝えられているそうですよ
 
 
こちらは天守台です
実戦向けに作られていたため、天守閣は作られず
隅櫓が建てられていたそうです
こうやってみると、なんだか小さいですが
幅19〜20mあり、約380㎡あるんですよ〜
笹山城址でいちばん高い場所なので
眺めも良いんです
 
 
そして、そばには「青山神社」
篠山藩主青山氏の遠祖青山俊忠と第12代藩主青山忠裕が祭神で
1882年に本丸跡に建立されたものです
 
 
ここは「埋門(うずみもん)跡」です
ここにはものすごくたくさんの
符号や刻印を見ることができるんですよ〜!!!
 
他のお城でも探しているんですが
ここではびっくりするくらい簡単に見つけることができます
 
 
これは、篠山城で有名な刻印で
「三佐之内」と書かれています
篠山城築城時に普請総奉行を務めた池田三左衛門輝政の名を
印したものだといわれているそうです
 
 
その他、色々いろいろ!すごいでしょ〜!
もっとあるんですよ!!!
私が篠山城址でいちばん楽しかったのは
この刻印探しでした!!!
ほんと簡単に見つかるのがスゴイです!!!
 
 
お堀の周りに、いろんなお花が咲いていて
とってもキレイ
自然な感じがすごく素敵です
 
 
なんやかんやと
お堀と石垣がいちばん楽しい篠山城でした
 
 
皆様もぜひ散策してみてくださいねぇ