続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

天丼恋しさに辿り着いた店で、夢儚く破れる…

この日の鴨川はダダ濁り…
本日は
5月某日、京都の話です
 
今日はいつになく辛口ですが
ご容赦くださいねw
 
 
東京で食べた、激ウマな天丼が忘れられず
地元でも食べられないものかと
色々ネット検索などしてみましたが
京都には天丼屋はもちろん、天ぷら屋さんも少ないんです
 
料理人さんに関して言えば
東京は、専門職
京都は、総合職
と言われているそうです
 
誰だったかTVかネットで喋ってて
上手いこと言うな〜と思って聞いてたんですが
京都は、懐石文化ですから
料理人はなんでも作れないといけない
それに対して、東京は
寿司、天麩羅など
ひとつのものに特化してる店が多いのだと
 
だから、東京みたいな
素敵な天丼屋さん、見つからないんです
どなたか知ってたら教えて欲しい
 
 
そんな中で、やっとの思いで見つけた
人気がありそうな天麩羅屋さん
「ぎおん天冨良 天周」さん
夜はコースだそうですが、お昼は天丼を出しておられるそうです
 
 
祇園という場所柄か
1時間、2時間と待つこともあるそうなんですが
この日は特に並ぶこともなく
すぐにお店に入れました
 
 
カウンターの内側では
お二人が天ぷらを揚げておられます
 
 
おおおおお、これはすごいボリュームですね!
コレは、ワタシが注文した
"ミックス天丼" 1700円(当時)です
穴子が2本と、大海老が1本という内容
 
 
うわ〜〜〜〜怖〜〜〜〜〜w
コレは、相方が注文した
"天周風 かき揚げ天丼" 1600円です
なんでも限定10食なんだそうですよ〜
 
 
丼の蓋、2枚分は軽々とありますよ
これはものすごい激カロリーですねw
 
 
さて、まずはワタシの、ミックス天丼ですが
とにかく、まあ、なんていうのか
衣がめっちゃくちゃ重い!
2度揚げしてるのか?というくらい、衣が分厚くて
めっちゃくちゃ油っこいんです
一口食べた瞬間に
「これは厳しい戦いになるな…」と。
 
 
海老は、大海老と明記してるだけあって
かなり大きなものでした
ただ衣がな〜油が美味しくないんですよ
古いのかなぁ
 
 
穴子も、衣が勝っていて
なんとも…
あの東京で食べた穴子ちゃんたちとは全く違います
衣も素材も天と地の差です
こんなのチェーンの天丼の方が美味しいんじゃないかな〜
 
 
かき揚げ天丼w
もはや笑うしかない
食べても食べても減らない…というのはこのことです
美味しければ、どんどん食べられるんですが
とにかく、ほぼほぼ衣ですよ
小海老が少しと野菜ですが
野菜は油を吸うので、余計に油っこくて
全然美味しくないんです
これは拷問に近いw
 
 
なんとか食べきって、お店を出たら
かき揚げ丼は売り切れ、の文字
いやいやいや、そんな競って食べるものではありません
ミックス天丼の方が、まだマシだった
それでも胃もたれ半端ない
 
相方は、この日
かき揚げ丼に対して、トラウマを抱えてしまいましたw
 
というか
観光客も多いこの場所で
この味が京都の味だと思われるのは
非常に恥ずかしいです
どうか、みなさん、誤解しないで〜〜〜〜!!!
 
ほんとの京都は
もっと美味しいものがいっぱいです