続キロクマニア

おいしいもの たのしいこと まいにちのきろくです

六本木で、夜景とアート、ついでにPIXER展も楽しむ

キロクマニアのGWは大都会・東京
もう10月半ばも過ぎてるというのにスミマセン
 
 
スカイツリーが出来ても
やっぱり東京タワーって、ちょっと特別
なんだか見ると嬉しくなります
 
 
まだお宿に帰るのも早いな〜というわけで
ちょっと遊びに行ってきましたよ
 
 
わ〜〜〜お、六本木ヒルズ
あのセレブがこぞって住んでいるという…あのビルですね
これまで用事がなかったので、今回初めてきました
 
 
ここに東京シティビューという展望台と
森アートミュージアム森美術館)がある、ということで
どんな展示があるのか知らないまま、やってきました
 
 
なんだかんだ、結構するんだね
両方共通の券で1800円でした
まあ、そんなもんかな
 
 
東京シティビューにやってきましたよ!
なんと52階にあるんです!
それはそれはすごい眺めなんでしょうね!!
 
と思ったら
 

 

その場所で「PIXERのひみつ展」をやっていました
そのおかげで、まあ人がいっぱいです!
 
 
皆さんご存知、「トイストーリー」の
小さく見えますが、人間サイズより大きな展示なんですよ〜
 
 
マイクワゾースキーとサリー
これもめっちゃ大きいんです
 
そりゃね、私もどっちも映画見ましたので
ちょっとはしゃいじゃいましたよw
 
 
お、お前はぁああ
「ウォーリー」じゃないか!!!
 
とまあ、キャラクター探しも良いんですが
こちらの「PIXERのひみつ展」は
アニメの製作工程を実際に体験できる展示がたくさんあるんです
 
例えば、バーチャル3Dでキャラクターの形を作ったり
CGで髪の毛や服の質感を変えたり
キャラクターの演技をつけたり
ほんっとは見どころいっぱいの、楽しい展示です
 
 
例えば、これは私も大好き
ファインディング・ニモ」のドリーのライティングを変えたり
魚群の速度を変えたり
時間帯や水深などどんな風に見えるか、とかを操作できる展示です
 
 
「カーズ」の車のデザイン画もめちゃ可愛い
 
 
めっちゃ楽しい展示なんですが
限られた時間、大勢の人では
なかなか楽しむことが出来ず…
普段だったら、たっぷり時間をかけて体験するとこですが
お目当は、展望台の夜景ですから…
 
 
スマホ撮影なので、画像の荒さは許してくださいね
おまけのこの展示のおかげで
室内が明るくて、ガラスに反射しまくり
なかなか大変だったんです
 
 
それにしても、さすが52階ですね!
周りのビルがことごとく小さく見えます
すごいなぁあ〜〜
肉眼ではもっと素晴らしい夜景です
 
 
奥まで光がギッシリだ〜 逆に手前が暗いけどw
さすが関東平野!山が無い!
この感じが大阪の夜景とは違いますね〜
とっても綺麗です〜〜
 
 
東京タワーやっぱり良いですね
 
 
とりあえず、人も多いし、PIXER展はそこそこに
次の目的地へ急ぎます
 
 
森美術館」です
わぁあああ、エレベーターの入口が
「M」になってるやん!モリのM!!
 
 
六本木クロッシング2019展:つないでみる」
という展示をやっていました
全く予習もなしに来てしまいましたが
入口を覗く巨大なネコを見ただけで、楽しくなりました
 
 
飯川雄大さんの作品
「デコレータークラブーピンクの猫の小林さん」
これね、5.5mもあるんですよ〜
ちなみに写真撮影は一部作品以外、ほとんど自由ですが
あまりに大きすぎて、全体を捉えるとしたら
斜めの角度しか無理なんです
 
現在の情報過多の社会で
真実や全体を俯瞰することの難しさや
写真では、本当の状況や感動を伝える不可能さを
表現しているのだそうですよ
奥が深い。
 
 
青野文昭さんの作品
「なおす・代用・合体・連置ーベンツの復元からー」
東京ー宮城(奥松島・里浜貝塚の傍らに埋まる車より)
という作品です
 
「破壊と再生」と「修復」をテーマに
身の回りで拾った様々な派遣を「なおす」ことを
制作の中心に据えてきた、のだそうです
 
これが本当にもともと車で、もともとタンスだったのか
見事に融合していて、ひとつのモノとして生まれ変わってます
 
 
本当まあ、いろんな種類のアートが沢山展示されてます
 
 
これは、一際変わった作品で
多くの人が長い時間、足を止めて見入っていました
 
林千歩さんの
「人工的な恋人と本当の愛-Artificial Lover & True Love-」 
という作品なんです
 
陶芸教室を営む既婚のAIロボット「アンドロイド社長」が
人間の女生徒と恋に落ちる、という設定で
 
 
この空間は社長室
そして、社長が見ている先には
その設定を物語る映像が流れています
 
本当に不思議な世界
でも、将来こんなこともあるのかもしれない
AIロボットは感情を持つこともあるかもしれないですよね
 
 
展示が多岐に渡っていて
どれも興味が尽きませんね〜
 
 
これは「目」という制作チームが作った「景体」という作品
まるで空間の中に
海があるように感じる、不思議な風景です
 
「景色として見渡すような海」の存在感を持ったまま
「間近にあるひとつの塊」としても把握できるような
立体作品を意図しているそうです
 
竹川宣彰さんの「猫オリンピック:開会式」
という作品で
東京オリンピックを念頭に置いて作られたものだそうです
なんと1300匹の猫が競技場に集結してるんです
交通事故で亡くなってしまった
作家さんの愛猫のトラジロウも居てるのだそうです
 
竹川さんは
2020年東京オリンピックの熱狂に隠された
政治問題に対する憤りとやるせなさは
トラジロウの死を受け入れることの難しさと重なる」と言うそうです
 
 
スマホのフラッシュをオンにして撮影すると
服の色が変わる展示もありました
音楽はサカナクションの山口さんとNFの青山翔太郎さんが
製作してるのだそうです
 
 
万代洋輔さんの作品
蓋の穴、というシリーズものなのですが
不法投棄された様々なものを拾い、撮影場所まで運び
組み立てて撮影されているのだそうです
 
 
ヒスロムというグループの
「いってかえってー浮力4」という作品
 
この作品は
ある建築物の巨大な貯水池にゴムボートで侵入するという
体験が題材となっているそうです
その場所を訪れた標として、ボートで持ち込んだ木材や建築資材を放置し
5年後に再び侵入すると
木材には水分と一緒に時間と暗闇をも吸い込んでいるような
存在感があったのだそうです
 
その場所で体感した浮力の記憶を物質化した作品
ということなのですって
 
 
これは、米谷健とジュリアという日本人とオーストラリア人のユニット
「生きものの記録」という作品
 
オーストラリアのアボリジニに伝わる神話で
アーネム・ランドという土地を掘り起こすと
地中から巨大な緑のアリが出現して
世界を踏み潰し破壊するという「緑アリの教え」がテーマです
 
実際に、1970年地元アボリジニの反対を押し切り
ウラン鉱山開発が行われた歴史があり
原子力核兵器などへの問題提起や
環境破壊への継承とも取れる作品です
 
真っ暗な部屋に入ると
部屋いっぱいの大きなクモが現れる様は圧巻です!
 
 
他にも素敵な展示がたくさんありましたが
写真も多くなりましたので、この辺で…
 
お土産には、最初の猫の木村さんのポストカードを。
 
それほど期待せずに行った
六本木クロッシング」ですが、ずいぶん面白かったです
最初は夜景目当てでしたが
行けて良かった!!
 
思いの外、充実した夜になりました
楽しかったです〜